＃９ ページ9
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ただ忠告だけはしときたかったんだ、と言って船に乗るギンを見送る
｢サンジさん、レイスさん…
本当にありがとう、あんたらは命の恩人だよ…
あのメシとデザートは最高に美味かった
また食いに来ていいか？｣
｢いつでも来いよ！｣
笑って聞くギンに答えたサンジに頷き、柵に肘をつく
『今度はちゃんと正面から歓迎したげるわ』
｢コラ雑用小僧!!そこにいたか!?｣
｢げ!!おっさん!!｣
上から声をかけてきたゼフさんは横に置いてある皿を見て黙り込んだ
『ほらギン、』
｢行けよ｣
｢ああ…悪ィな怒られるんだろ…俺なんかにタダ飯食わせたから｣
その言葉に、なーに、と言いながら私とサンジは食器を割って海に落とした
『｢怒られる理由と、証拠がねェ/ないわ｣』
最後まで頭を下げるギンにふっ、と笑って手を振った
｢サンジ、レイス!!雑用!!てめェらとっとと働けェ!!!｣
曖昧な返事をして中へ入ろうとしたところで頭がズキン、と痛んだ
止まって壁に手をつく
｢おいレイス、どうした？｣
振り返って聞いてくるサンジに笑顔を向ける
『何でもないわよ』
｢そうだ、レイス。お前雑用小僧の教育係しとけ｣
ゼフさんの言葉にえ！？と叫ぶ
『本気で言ってる！？あたしの忙しさ知らないわけじゃ無いでしょ！？』
｢なっはっは！宜しくな、レイス！｣
『うるさい！』
人の気も知らないで…！
明るく笑ってるルフィ君の頭に上から踵落としを御見舞してフロアへと連れて行く
私の本能が言ってる、コイツは厨房に入れちゃダメだと
『いい、よく聞きなさい！今から接客の全てを1分で叩き込むわ！』
｢お、おう。よしきた｣
色々と言葉遣いやらを教えまくり、文句言われたら私を呼べ、と言ってから背中を叩く
『ルフィ君緊張はしなさそうだけど、頑張ってね』
｢分かった！｣
いい返事、と頭を撫でてからフロアへと行かせ、厨房に戻った
相変わらずうるさいな
｢6番のデザートまだか！｣
｢レイスはどこいったんだ！｣
『ただいま、6番何？』
今注文を受けてるのを聞き、手早く作れる物を先に作る
仕込みをしておいた物を作りつつ、コック達に指示を飛ばした
『ウエイター行ってきマース』
スル、とエプロンを外してフロアに出る
ルフィ君がコップに鼻糞を入れるというとんでもない事をしているのが見えて思いっ切り蹴り飛ばした
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祥(プロフ) - こねこさん» わぁぁ！ありがとうございます(*´ω｀人)頑張りますねっ！ (2018年1月10日 6時) (
レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
こねこ(プロフ) - こんばんは^^*とても面白いです…！更新頑張ってくださいね！応援してますっ (2018年1月9日 18時) (レス) id: be237ed739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年12月27日 4時
