猫奮闘記１４ ページ15
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俺は今非常に悩んでいる
猫人生の中で1番と言っても過言じゃない程に
理由は目の前にある変な果物だ
『にゃぁん』
｢スー？どこだー？｣
もう1度鳴けばエースが来て、笑ったかと思ったら果物を見て目を丸くした
｢おまっ、それ悪魔の実じゃねェか!?｣
『にゃぅん』
何だ何だと集まってきた仲間達もそれを見て声を上げる
｢スーが見つけたんですか？｣
そうリアンに聞かれて頷く
エースの肩に飛び乗れば、頬擦りされた
｢よし！じゃァ食料手に入ったし船に戻るか！｣
｢はーい｣
エースが手に悪魔の実を持ってくれて、船に戻る
一旦部屋に戻って人になり、食堂で皆が集まる中、悪魔の実を前に息を呑む
｢マジで食うのか？｣
エースの呟きにゆっくりと頷き、それを手に取る
黄色と深い緑という微妙な色をしたそれを、1口噛じった
途端言い表し難い味が口の中に広がり、口を抑える
視界が滲んできて、さっさと飲み込んで近くにあった水を一気に喉に流し込んだ
『まずい、、』
｢おいイオ！できてるか！？｣
｢あたりめェだろ、俺を誰だと思ってる｣
ほらよ、と前に置かれたのはチョコフレークが乗った大皿のチョコアイス
猫はチョコはダメだが、俺は例外らしい
まァ人間だから当たり前なのだが
渡されたスプーンを受け取りつつ、目の前のそれとエースを交互に見る
『これ、おれがくっていいの！？』
｢あァ、お前の為にイオが作ってくれたんだぜ？｣
『そうか！』
いただきます！と言って大口を開けてそれを頬張る
ザクザクとフレークを噛み砕き、溶けるアイスに目を輝かせた
『いお、だいすき！ありがとうっ！』
｢どういたしまして、｣
優しく笑うイオに笑い返し、それを一心に口に含んだ
甘い物で口の中が埋め尽くされる感覚に酔いしれていれば、前からの視線に気がついた
見ればエースが俺を微笑みながら見ていて、首を傾げる
『えーす？』
｢ん？どーした？｣
『ほしい？』
はい、とアイスとフレークを乗せたスプーンをエースの口元に差し出す
一瞬躊躇してからパクッ、と食べ、エースは目を輝かせた
｢ヤベェ、想像してたより断然うめェ!!｣
『いおの、だからね』
｢スー！もう一口！｣
『ん、』
その光景をニヤニヤしながら見てたクルー達はなんか知らないんだから
(イオ、良かったですね？)
(可愛すぎるだろう…！)
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草団子 - 少し違和感を感じたのでコメントさせていただきます。スペード海賊団の副船長って、デュースだったと思います！事実上はそうなっていたと思いますよ。あと、コックはいないですし航海士はミハールが勤めていたと思います！指摘ばかりですみません！内容は面白いです！ (2022年3月27日 14時) (
レス) @page12 id: fdfc39bf59 (このIDを非表示/違反報告)
動物大好き - 更新頑張ってください!!!! (2018年4月21日 16時) (レス) id: c75e63e926 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - 雪にゃんこさん» 了解です！内容の希望ありましたらどうぞ！ (2018年2月24日 17時) (レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
雪にゃんこ - ルフィ（麦わらの一味）と絡ませてほしいんですが、大丈夫ですか？更新楽しみにしています(^_^ (2018年2月24日 15時) (レス) id: 9d6418c99f (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - 摩可さん» いえいえ大歓迎ですよっ！ヤバいです！早くそこまで進めたくてウズウズします…!!絶対書くのでご安心を！ご期待に添えるよう頑張りますね！ (2018年1月15日 3時) (レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年12月31日 19時
