猫奮闘記１２ ページ13
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｢本気かエース!!?｣
｢どうしても会いてェんだ!!｣
吹雪舞う冬島
猫にとっては最悪の気候だ
普段は冬島の気候に入ると俺は基本布団にくるまっているし、誰もそれを咎めたりしないのだが、今回は別らしい
取り敢えず湯に浸かって溜息をついていた俺に、エースは一緒に行くぞ！と声をかけた
どうやらこの島、四皇の1人が居るらしい
『えーす、おれ、なんでひと？』
｢いつでも抱き付けるだろ？俺に抱きつきゃ寒くねェし｣
『そっか』
ありがと、と笑えば手袋を付けた手で撫でられる
俺は色々着込まされた
主にエースとリアン(航海士兼戦闘員)に
茶色のニットに赤紫のミニスカ、黒いタイツを履いて上から赤いトレンチコートを羽織る
白いマフラーまでは良かったけど耳あてまで渡された
猫耳が邪魔で付けれないよね
暫くエースに付いて歩いていれば、ピリピリした空気が肌に刺さった
肌ほとんど出てないけど
キョロキョロしていたのから赤い髪の人で視線を止めた
あれが、"四皇"赤髪のシャンクス
｢俺に、挨拶？｣
カチャ、と刀を手に取る赤髪さんに、エースはそういう意味じゃねェと言い放った
｢弟がいる。命の恩人だってあんたの話ばかりするんで、一度会って礼をと…!!｣
エースがルフィの兄だと知った赤髪さんは、重い空気を一気に変えた
｢ルフィの…!!?ヘェ…!!兄貴なんていたのか、そうかよく来たな〜
話を聞かせてくれ｣
その後の赤髪さんの宴だァ〜!!という声によって、海賊らしいどんちゃん騒ぎが始まった
｢スー、寒くねェか？｣
『さむい』
赤髪さんと話してるエースの背中に凭れて身を縮ませていれば、声をかけられた
｢そういやァ、その嬢ちゃん猫耳なんか生えて…｣
『スー』
｢おう、スー！俺ァシャンクスでいいぞ！｣
『いい、あかがみさん』
えーす、さむい、と腕の中に飛び込んで膝の上に座る
目の前に居る赤髪さんが不思議そうな顔をした
｢尻尾まであんのか…能力者か？｣
｢いや、違ェんだ。あ、触るのはオススメしねェぜ？｣
コイツそれなりに強ェから、というエースに、赤髪さんは面白そうに俺を見た
その嘘だろ、みたいな視線に腹が立って、足を思いっ切り地面に振り下ろす
バキバキ、と音がしてその周り半径1m位が凹んだ
(俺以外に触られんの極力嫌がるんだ)
(えーす、なでるのじょうず)
((可愛い…!!))
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草団子 - 少し違和感を感じたのでコメントさせていただきます。スペード海賊団の副船長って、デュースだったと思います！事実上はそうなっていたと思いますよ。あと、コックはいないですし航海士はミハールが勤めていたと思います！指摘ばかりですみません！内容は面白いです！ (2022年3月27日 14時) (
レス) @page12 id: fdfc39bf59 (このIDを非表示/違反報告)
動物大好き - 更新頑張ってください!!!! (2018年4月21日 16時) (レス) id: c75e63e926 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - 雪にゃんこさん» 了解です！内容の希望ありましたらどうぞ！ (2018年2月24日 17時) (レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
雪にゃんこ - ルフィ（麦わらの一味）と絡ませてほしいんですが、大丈夫ですか？更新楽しみにしています(^_^ (2018年2月24日 15時) (レス) id: 9d6418c99f (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - 摩可さん» いえいえ大歓迎ですよっ！ヤバいです！早くそこまで進めたくてウズウズします…!!絶対書くのでご安心を！ご期待に添えるよう頑張りますね！ (2018年1月15日 3時) (レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年12月31日 19時
