猫奮闘記１ ページ1
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俺は今凄く困惑している
分かることは自分が猫である事と転生したっぽいって事
そして自分が物凄く強い事
『にゃ〜ぉ』
冷静風に喋ってるけど、数分前まで頭を抱えてゴロゴロ転がってました
猫のそんな姿見たら悶絶モンだね
自分が猫だと分かったのは、水に映った自分の姿を見た時
体は真っ黒で、一部だけ赤が入っている
目は薄浅葱(うすあさぎ)と金のオッドアイ
因みに両方めっちゃ澄んでる
ヤベェ…
俺可愛いかもしんない！
人間の言葉理解して凄い懐くメスの猫って中々居ないでしょ！
っと、現実逃避はここまでにしよう
問題はここが何処なのか、だ
転生したは良いけど、前世の記憶なんか無いし
教えてくれる親も居ない
前世の事で分かるのは１つ
人間だった
それだけ
まァ生まれ変わった以上、前世の事なんてどうでもいいか
それより今だ
さっきから襲ってきてる熊はダウンさせた
これからどうしようか
行く宛ないんだけど、折角猫になったんだからもっと何か…ね
うーん、と悩んでいるとガサガサと音がして近くの草むらから1人の男が出てきた
オレンジのテンガロンハットを被った黒髪癖っ毛の男の人
｢お？こんな所に猫なんて居んのか…｣
珍しそうに近付いてきたその人
俺はこの人を知っている
ぶわっと頭の中に溢れた記憶の中に、目の前のこの人と重なる太陽の様な笑顔があって
少しだけ、怖くなった
『みゃぁ』
伸ばされた手に擦り寄って声を漏らす
｢どうしたんだ？腹減ってんのか？｣
『みゃぁあ』
違う、と首を振って、たし、とその人の足を肉球で叩く
ヒョイ、と持ち上げられて変な声が出た
｢んー、お前まだちっせェよなァ…親は？｣
『みゃぅ』
居ない、と口で言って伝わらない事に気付き、首を横に振る
するとその人はそうか、と言って何かを考え始めた
その時、いつの間にか身に付いていた気配を感じ取れる力で、近寄ってくる気配を察知した
ピョン、と地面に降り立ってそっちに向かって威嚇をする
出てきたのはさっきより少しだけ大きめの熊
親かなんかかな、と思いつつも腕を黒くして(元が黒だからよく分かんないけど)引っ掻きと共にパンチをぶつける
蹌踉めいた熊を踏み台に高めにジャンプをして、クルクルと回転して踵落としを御見舞した
俺何でこんな強いんだろう
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草団子 - 少し違和感を感じたのでコメントさせていただきます。スペード海賊団の副船長って、デュースだったと思います！事実上はそうなっていたと思いますよ。あと、コックはいないですし航海士はミハールが勤めていたと思います！指摘ばかりですみません！内容は面白いです！ (2022年3月27日 14時) (
レス) @page12 id: fdfc39bf59 (このIDを非表示/違反報告)
動物大好き - 更新頑張ってください!!!! (2018年4月21日 16時) (レス) id: c75e63e926 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - 雪にゃんこさん» 了解です！内容の希望ありましたらどうぞ！ (2018年2月24日 17時) (レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
雪にゃんこ - ルフィ（麦わらの一味）と絡ませてほしいんですが、大丈夫ですか？更新楽しみにしています(^_^ (2018年2月24日 15時) (レス) id: 9d6418c99f (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - 摩可さん» いえいえ大歓迎ですよっ！ヤバいです！早くそこまで進めたくてウズウズします…!!絶対書くのでご安心を！ご期待に添えるよう頑張りますね！ (2018年1月15日 3時) (レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年12月31日 19時
