３２話 ページ33
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無事に帰ってきました総本部バルディゴ
ローさんには偶に顔を見せに行くと約束しました
まァ彼処に逃げる様な事ならない様に頑張ろう、うん
｢え！？総監！？｣
『うん、総監』
おかえりなさい！とか言ってくる部下に手を振って司令塔へと足を向ける
ヤベェ、億劫になってきた
それでも足は進んでいくので既にドラゴンさんの部屋の前
1つ深呼吸をしてから戸を叩いた
『私です』
｢入れ｣
失礼します、と言いつつ入って後悔した
あァもう、何で居るの
『っ…た、だいま戻りました』
サボ
｢あァ、ご苦労だった。報告は書類で出してくれればいい。部下の事は1人で行かせた俺にも責任はある｣
『…申し訳ありませんでした』
なるべくサボを見ないようにしつつ深く頭を下げる
…視線痛すぎだろ
｢今日の所はひとまず部屋で休め｣
『はい』
失礼します、と部屋を出て後ろ手に戸を閉める
深く溜息をついて、部屋に戻ろうとしてもう1つ隣の部屋を開けた
｢おかえりなさいませ、お嬢｣
『ん、ただいま』
私はサボと同じ部屋だから、クロカの部屋に来たのだ
私が来るのを予想していた様で、ソファに腰かければ直ぐにコーヒーが出てくる
｢お疲れのようですね、お嬢。湯浴みの用意できておりますよ｣
『ありがと』
ほんっと何から何までコイツは有能すぎるよね
何も持たずに入っても、上がればそこにタオルも着替えもあるんだから凄い
久しぶりにゆっくり浸かって、ホクホクしながら風呂から出る
置いてあったタオルで体を拭いてビキニとホットパンツを着た
｢甘いものなど如何ですか？｣
コトッと前に置かれたザッハトルテに、クロカと交互に見比べる
いや、これ作ったの？
ヤバくない？うちの執事
『食べる。マジ、クロカ大好き』
｢有り難きお言葉でございます｣
1口含めばチョコの甘さが口いっぱいに広がる
ほんっとに美味しい
今までうだうだ考えてた事が馬鹿らしくなる
突然大きな音を立ててドアが開いたかと思えば、強い力で腕を引かれた
そのせいで持っていたフォークは音を立てて落ちる
待って、今幸せに浸ってたのに
なんて、そんな顔されたら言えるわけないでしょうが
…サボのバカ
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音海 永愛(プロフ) - すっごく面白いです。頑張ってください！ (2018年9月5日 13時) (
レス) id: a04e929a54 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 全部面白くって飽きませんんん！！いや私も好きすぎますね、応援してます！ (2018年7月16日 10時) (レス) id: 3dab1a0015 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - みかんさん» んんん！？ぜぜぜ…！？んん！？(言葉にならない)嬉しい通り越して愛しいんですけど、え、好き。頑張ります！ (2018年7月15日 16時) (レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - いやもうめっちゃ似てます笑笑実はしょうさんの作品ほぼ全部見てたりしますね！笑こっちの続きも楽しみにしてます！！ (2018年7月14日 8時) (レス) id: 3dab1a0015 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - みかんさん» やめて！主ちゃんと一緒にしないで！(失礼)はい。えっと、えっと、ありがとうございます！なんかもう、もう、ね！(語彙力)この小説の主ちゃんは気に入ってるので嬉しいです！笑これからもよろしくお願いしますね！更新頑張ります！他の作品も読んでね！(露骨な宣伝) (2018年7月13日 16時) (レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年12月6日 19時
