２４話 ページ25
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ポタポタと地面に落ちる血
本当に貧血で倒れそう
でも、そんな事言ってらんない
｢見つけたぜビビ王女ォ!!｣
道に広がるな鬱陶しい
『邪魔』
そう言いつつ覇王色で気絶させれば、目の前にはゾロさんとサンジ君
｢A！｣
『砲撃手を探すんだっけ、手伝うよ』
倒したやつから奪った布で腹の傷を縛る
止血位はできそう
｢Aさんっ！｣
｢チョッパー！手当てを…｣
『そんな時間無いでしょ』
お疲れ、と全員の頭に触れれば、次第に傷が治っていく
｢お前自分を治せよ！｣
『大丈夫だから、早く行こう』
皆渋りながらも今の状況が分かってるみたいで、走り出した
それを見て私も足を進める
信じてなくても手伝えるから
大丈夫
そんな素振りを見せなければいい
ふわっと浮いて空へ行こうとすれば腕を引かれた
デジャヴ
｢Aさんは俺と一緒に行くぞ｣
『サンジ君？手分けした方が良いんじゃ…』
｢途中で倒れられたら探せねェぜ俺らは｣
『…そう』
掴まれた手は離されること無く走り出す
『広場の中心を狙える場所』
｢直径5km吹き飛ばせるんだろ？｣
『らしい』
凄い勢いで走るサンジ君に追いつけてるの我ながら凄いと思う
｢待てよ!!…やっぱデケェんだろうな…｣
キキキ、と音を立てて止まり考え始めるサンジ君
人間が走ってて止まる時にそんな音普通鳴らないよね
｢やっぱもっと広場の近くか…!?んがァ!!回り込んでる時間はねェぞ!!!｣
近道だ!!と言いつつ民家の壁を蹴り破り始めた
いや…まァ、仕方ないか
『家の人可哀想』
｢仕方ねェ！広場吹き飛ばされるよりマシだろ！｣
『まァね』
偶に話し合いながら走り回る
もう後２分半しか無いという所で空へと赤い煙が立ち昇った
『ウソップ君の信号』
｢よし近い!!｣
直ぐに走り始めたサンジ君の頭に触れて先に行くと伝える
飛んだ方が早いから
『っ、見つけた』
B･Wの残党に襲われている所を海軍が助けるという謎な光景を見つつ、下に降り立つ
『砲撃手見つかったの』
｢Aさん！見つかってはないけど、場所は分かったわ！｣
走りながら会話をしているとナミさんとチョッパー君も合流した
どうやら時計台の中に居るらしい
『ごめん』
｢え？｣
そろそろ、血が足りない
ブツン、と視界が真っ暗になった
大事な時に何やってんだろ
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音海 永愛(プロフ) - すっごく面白いです。頑張ってください！ (2018年9月5日 13時) (
レス) id: a04e929a54 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 全部面白くって飽きませんんん！！いや私も好きすぎますね、応援してます！ (2018年7月16日 10時) (レス) id: 3dab1a0015 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - みかんさん» んんん！？ぜぜぜ…！？んん！？(言葉にならない)嬉しい通り越して愛しいんですけど、え、好き。頑張ります！ (2018年7月15日 16時) (レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - いやもうめっちゃ似てます笑笑実はしょうさんの作品ほぼ全部見てたりしますね！笑こっちの続きも楽しみにしてます！！ (2018年7月14日 8時) (レス) id: 3dab1a0015 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - みかんさん» やめて！主ちゃんと一緒にしないで！(失礼)はい。えっと、えっと、ありがとうございます！なんかもう、もう、ね！(語彙力)この小説の主ちゃんは気に入ってるので嬉しいです！笑これからもよろしくお願いしますね！更新頑張ります！他の作品も読んでね！(露骨な宣伝) (2018年7月13日 16時) (レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年12月6日 19時
