１０８話 ページ38
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本部に帰る前に島に寄り、物資の調達をするらしい
｢と、そこでだ！服買いに行こうぜ！｣
『いいよ』
てな訳で降りてきたよ島
凄い久しぶりに陸に立ってる気がする
｢どんなのがいい？｣
『カジュアルなの』
というか簡単に着れるもの
キョロキョロしながら歩いているとおじさんに呼び止められた
｢お嬢ちゃん、腕どうしたんだ？｣
『…失くした』
｢そうかい！なら家で義手作ってかねェか？｣
クイッと親指でさされた家を見れば、何か作ってそうな場所
｢Aどーする？一応うちにも作れるヤツは居るし、今やってると思うが…｣
『…おっちゃんその足、
左足を指差しながら言えば、驚いたように目を瞬かせてから笑った
｢分かるのかい！そうさ、機械鎧だ｣
『腕は確か？』
｢あったぼーよ！｣
『頼んだ』
｢おいちょっと待て！｣
費用の話を進めているとサボが間に入ってきた
まァ、機械鎧とか知らないだろうしね
｢俺はお前が決めた事に口出す気は無いが、義手はここで作ってくのか？｣
『うん、』
｢言っとくが手術とリハビリに3年はかかるぜ？｣
ちょ、サボ肩を掴むな、痛い
『悪いけどそんな時間ない。最短1週間、長くて1ヶ月しか待てん』
サボを引き剥がしておっちゃんの目を見る
｢バカ言え！血反吐吐く所じゃ済まね『どうでもいい。私はやらなきゃならない事がある』
それに、そんなに長期間本部を空けるなんてできない
『死ぬほど辛い思いなんざ今までにもしてきた
戻る場所があるからには、血反吐吐いてでも最短で戻る』
折角役に立てるんだ
折角一緒に居られるんだ
もう、2度と
手放さないって決めたんだ
｢…わぁったよ、だが最低でも家に2週間から1ヶ月は居てもらうぜ？｣
『うん、分かった』
というわけで、とサボを見れば呆れたように溜息をつく
｢報告しとくよ、電伝虫の番号覚えてるだろ？
新しいのでちゃんとかけてこい｣
『うん』
腕を引かれて抱き締められる
｢離さねェって言ったそばからお前はよぉ…｣
『ごめん』
｢お前の家は俺の居る所だからな、覚えとけ｣
『ん、あいあいさ』
服買うだけのつもりが割りと面倒な事になっちゃった
｢お嬢ちゃん、荷物は？｣
『いい。どうせ直ぐ帰るんだから』
｢肝の座った嬢ちゃんだ｣
男社会じゃ普通だよ
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マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» いやいや、こっちこそ全然更新してない←← (2017年12月4日 7時) (
レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - マカロン愛?さん» きゅんきゅんしてくれたなら嬉しいですぅぅぅ！ってゆうか大分遅くなりました申し訳ぇぇぇ！！ (2017年12月4日 2時) (レス) id: 46c8d0675f (このIDを非表示/違反報告)
マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» はあああああああん！もう！口角があがりっぱなしですよもうどんだけきゅんきゅんさせればきがすむんですかああああ？？？(更新楽しみすぎっすね！) (2017年11月30日 17時) (レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» オッケーデーす！ (2017年11月30日 1時) (レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - マカロン愛?さん» 読むの早くないですか！？w今日はまだ更新するので宜しくお願いしまーす！ (2017年11月30日 1時) (レス) id: 46c8d0675f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年11月22日 3時
