１０１話 ページ31
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『今クロカが潜入中なら作戦決行は明日ね
それまでに島民の方に話聞いて、捕まってる人も助けるって言っといて』
ガチャ、と切って立ち上がる…ろうとした
『何してんのサボ』
｢…クロカの事信用してんだな｣
『してるよ』
｢ふーん…｣
何だこのでっかい子供
後ろから回された腕の力が強くなったのを感じて、その腕にそっと触れる
『サボも信頼してるよ』
｢…分かってる｣
抱きしめて離さないサボに、薄く笑ってから顔を合わせる
『私がピンチの時、1番に助けてくれるのはサボだと思ってるけど』
コツン、と額を合わせて笑顔を見せた
｢っ、当たり前だろ！Aに怪我させたらコアラに怒られんだよ！｣
脱いでたシルクハットを頭に乗せて視界を隠される
寸前に耳が赤くなってるのを見たから、特に抵抗もしなかった
照れ隠しって、分かってるから
『はいはい。参謀総長、行きますよー』
｢ちょ、待てって！｣
慌てながらも私の帽子持ってきてくれる辺り流石
自分の頭からサボの頭にシルクハットを被せ直してやれば、私の頭にも帽子が乗る
｢じゃ、行くか！｣
『あいあいさ、』
｢総監！｣
最高戦力であり総監督をやってる身だけど、総監って呼ばれるのは慣れてないんだよね
だから今反応が遅れたのも仕方ない、うん
｢総監？｣
『ん、何』
｢あ、はい。えーと…｣
集めた情報を伝えてくる部下に、聞きながら書類に目を通す
｢…以上です｣
『了解。海軍に喧嘩を売るんじゃなくて、島民を助ける事が目的だから
そこんとこちゃんと覚えといて』
チラッとだけ目を向ければ、ぽやっとしていたから放置して部屋に入った
…最近、訳の分からない噂が広まっている
私が目を合わせるのは気に入った人だけだとか、任務の為なら仲間も平気で切り捨てる冷酷な人だとか
別に興味は無いけど
今みたいに話を聞いてなかったりされたら、面倒事が増える
｢おいA、お前何したんだよ｣
ガチャ、と入ってきたサボは外の様子を伺いながら問うた
『何もしてない』
根も葉もない噂を作って私の反応を見たいんだろうけど
生憎何とも思わないし、辛いとしても表情に出るタイプじゃない
｢総監に気に入られた〜って歩いてったのは何でだ｣
『…噂』
はぁ、と溜息をついて書類を置いた
『噂が、広まってるから』
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マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» いやいや、こっちこそ全然更新してない←← (2017年12月4日 7時) (
レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - マカロン愛?さん» きゅんきゅんしてくれたなら嬉しいですぅぅぅ！ってゆうか大分遅くなりました申し訳ぇぇぇ！！ (2017年12月4日 2時) (レス) id: 46c8d0675f (このIDを非表示/違反報告)
マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» はあああああああん！もう！口角があがりっぱなしですよもうどんだけきゅんきゅんさせればきがすむんですかああああ？？？(更新楽しみすぎっすね！) (2017年11月30日 17時) (レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» オッケーデーす！ (2017年11月30日 1時) (レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - マカロン愛?さん» 読むの早くないですか！？w今日はまだ更新するので宜しくお願いしまーす！ (2017年11月30日 1時) (レス) id: 46c8d0675f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年11月22日 3時
