９４話 ページ23
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｢何一生の別れみたいに言ってんだ！｣
｢お嬢の家はここだろう、いつでも帰ってこい。歓迎する｣
サッチさんとイゾウさんにそう言われ、頬が緩む
『私の家は革命軍だけど、偶には家出してきてあげる』
｢言うじゃねェか！｣
｢四皇の船が家出先とはな！｣
｢いつでも来い！｣
何かもう帰るみたいになってるけど、帰るの明日だし
｢帰るのかよー…もうここに住めよー…｣
『エース君ウザい』
私から片時も離れようとしないエース君と…クロカ…
エース君は性格的にまだ分かる
クロカはどうした…
｢お嬢は放っておくと無茶ばかりするので｣
ニコッと笑うクロカに顔がひきつる
｢エースさんに聞きましたよ、死にかけたそうですね。何をしていらっしゃるんです？
貴女が死んだら俺はサボさんに合わせる顔が無いんですよ？｣
待て待て待て、顔怖い
一人称が俺になってるし素が出てるよ怖い
『ご、ごめんなさい』
｢無駄な心配させないで下さい。寿命が縮まります｣
『お、おう、私はクロカを置いて死なない。約束する。
だから、アンタは私に一生着いてきなさい』
｢御意にございます、我が主｣
トン、と心臓に手を当てて言えば、手の甲に跪いてキスをする
忠誠を誓ったその時にやってくれた事だ
『エース君、部屋に連れて行ってあげて。寝てるし』
｢お嬢は如何がなさいますか？｣
『少しだけ、気になる事を終わらせてくる』
そう言って、私が足を向けたのは食堂
こんな時間に人が居るとは思っていなかったけど
直感が行けって言うなら行くしかない
明かりが漏れていて、驚きつつもドアを開ける
『サッチさん…？』
｢Aちゃん？どしたの、眠れない？｣
『温かくて甘いのが飲みたい』
｢はは、了解！そこ座ってな！｣
カウンターに座って出てくるのを待つ
あ、そういえば
『今日の戦利品って何だったの？』
｢ん？あァ、見せてなかったな！｣
ほれ、と渡された宝箱を開ける
そこにあったのは
『…悪魔の実』
人の気配を感じて警戒態勢に入る
誰も気付かない程度のほんの少しの違いだけど、銃を取り出しやすいようにした
｢そ、何の実か知ってから食おうと思ってな！｣
『食べるのは絶対なんだ』
｢その方が面白ェだろ？｣
その時、ガチャという音がして扉が開いた
入ってきた人物を見て眉を顰める
『…ティーチ……』
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マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» いやいや、こっちこそ全然更新してない←← (2017年12月4日 7時) (
レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - マカロン愛?さん» きゅんきゅんしてくれたなら嬉しいですぅぅぅ！ってゆうか大分遅くなりました申し訳ぇぇぇ！！ (2017年12月4日 2時) (レス) id: 46c8d0675f (このIDを非表示/違反報告)
マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» はあああああああん！もう！口角があがりっぱなしですよもうどんだけきゅんきゅんさせればきがすむんですかああああ？？？(更新楽しみすぎっすね！) (2017年11月30日 17時) (レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» オッケーデーす！ (2017年11月30日 1時) (レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - マカロン愛?さん» 読むの早くないですか！？w今日はまだ更新するので宜しくお願いしまーす！ (2017年11月30日 1時) (レス) id: 46c8d0675f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年11月22日 3時
