９２話 ページ21
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目を覚まして見えた天井は、どこか現実味があった
『いた…』
体の節々が痛んで、起こそうとした体をもう1度ベッドへと預けた
医務室、だと思う
薬品の匂いがするから
『起きろ』
横で突っ伏して寝ているテンガロンハット野郎の頭をしばく
｢い…ってェな！ってA!!大丈夫か！？｣
『…何が』
何を心配されてるのか分からないけど取り敢えず大丈夫と言っておこう
｢このバカ！心配しただろ！！｣
『え、あ、はい』
｢エースどうした…ってAちゃん！？｣
ドアを開けて入ってきたサッチさんの手にはご飯
『お腹空いた』
｢お、おう、Aちゃんの分取ってくるな！｣
何故か吃ってるサッチさんに首を捻る
エース君が目を見開いた
｢お前…覚えてねェのか？｣
『え、私何かした？』
ただちょっと死のうとしただけ…あ
｢心当たりあるんだろ｣
『う、うっす』
｢ったく…1回起きてから2日も目覚まさねェしよ｣
1回起きた？
『起きたの？私、1回』
｢ん？おう、起きたぞ？｣
2日…
『私が死のうとしてから何日経った？』
｢言い方考えろお前…3日だな｣
3日…
ここに来てから…
『5日も経ってる…』
｢あ、電伝虫鳴ってたんだけどよ、仕事だろ？｣
『ちょ、ヤバい』
怒られる…
部屋を出ていったエース君とすれ違いにサッチさんがご飯を持ってきてくれて、心配そうに頭を撫でてくれた
｢大丈夫か？｣
『フランスパンしなってるよ、大丈夫？』
｢リーゼントね！大丈夫みたいだな、良かった…｣
『お仕事電伝虫するから出てって』
｢辛辣！｣
泣き真似をしながら出て行ったのを見送り、気配が無いのを確認してから電伝虫をかける
ガチャ、という音がして息を吸った
『もしも｢Aか！？お前何やってんだよ！｣サボ…』
被せるなよ、という文句はこの際置いとこう
心配かけたのに変わりはないし
｢で？言い訳、聞くだけ聞いてやる｣
『死のうとして意識不明になってた』
｢…は？｣
『死のうとして意識不明になってた』
任務終わってたりするのかな
｢っ、このバカ！何やってんだよ！｣
『え、いや、』
｢あーもう！明後日から任務だから今日中に帰ってこい！クロカそっちにやる！
帰ってきたら説教だからな！｣
ガチャ、と一方的に切られた
なるほど、これがコアラの言う要件人間か
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マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» いやいや、こっちこそ全然更新してない←← (2017年12月4日 7時) (
レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - マカロン愛?さん» きゅんきゅんしてくれたなら嬉しいですぅぅぅ！ってゆうか大分遅くなりました申し訳ぇぇぇ！！ (2017年12月4日 2時) (レス) id: 46c8d0675f (このIDを非表示/違反報告)
マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» はあああああああん！もう！口角があがりっぱなしですよもうどんだけきゅんきゅんさせればきがすむんですかああああ？？？(更新楽しみすぎっすね！) (2017年11月30日 17時) (レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» オッケーデーす！ (2017年11月30日 1時) (レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - マカロン愛?さん» 読むの早くないですか！？w今日はまだ更新するので宜しくお願いしまーす！ (2017年11月30日 1時) (レス) id: 46c8d0675f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年11月22日 3時
