７４話 ページ3
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『武器密輸だっけ』
｢あァ｣
じっと資料を見つめるサボに、私は海図を見る
密輸していたとして船はどこに付けるのかを考え中だ
｢なぁA、あとどんくらいで着く？｣
『あー、多分2時間前後』
そうか、と言って机に向かい始める姿は、何だかんだ言って参謀総長なんだなって思わせる
｢A｣
『…ん』
手招きされて近寄り、サボの横から資料を読む
『あ、』
資料を手にまた海図の元へと戻り、ある1点を指差す
『ここ、地下に交易港ある』
｢うん？｣
『地形おかしいし、城の構造からして地下があってもおかしくない
そこから交易港に行けるとしたら、武器密輸に関わってるのは王族かな』
｢なら、潜入になるか｣
『そうなる』
そこまで話した時、ドアがノックされた
｢どうした？｣
｢クロカさんから連絡がありました。城に地下があるのを見つけた、と｣
『ビンゴ』
｢潜入は一旦やめて俺達を待つように伝えてくれ｣
元気よく返事して帰っていく部下を尻目に、顔を見合わせて笑った
『何だかんだ言って上司してるねサボ』
｢何だかんだ言って頭良いんだなA
観察眼はおみそれしました｣
バカにしてる、と肩を軽く叩けばしてねェよ！と慌てて言ってくる
『サボ、呉々も戦闘時に前出ないでよ』
｢保証はしない｣
いやだからダメなんだって
『危なくなったら呼ぶ。無いと思うけど』
｢戦闘ないのが1番なんだろうけど、そうもいかねェよな｣
『中々無理でしょ』
ソファでお互いに背中を預けながら座る
案外この座り方は好きだ
信用されてるんだな、みたいな
｢んー｣
『ん？』
｢なーんか、平和だなー｣
『そだね』
この時間が永遠に続けばいいのにとか、不可能な事思うタイプじゃないんだけど
気持ちは分かる
あ、寝そう
｢おい寝るなよ？｣
『無理』
｢いやいや、、｣
唐突に立ち上がれば、サボが後ろに転けた
笑っていると困ったように起き上がる
ぽすっと膝枕の様に寝転ぶと、頭を撫でてくれた
『あー…これいいな…』
｢ばぁか｣
『1時間寝る』
｢分かった｣
おやすみ、という言葉を聞いて意識を落とした
(サボ君、顔緩みすぎだよ？)
(コアラ…A可愛いな…)
(知ってる)
((あの2人もうダメだ…！))
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マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» いやいや、こっちこそ全然更新してない←← (2017年12月4日 7時) (
レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - マカロン愛?さん» きゅんきゅんしてくれたなら嬉しいですぅぅぅ！ってゆうか大分遅くなりました申し訳ぇぇぇ！！ (2017年12月4日 2時) (レス) id: 46c8d0675f (このIDを非表示/違反報告)
マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» はあああああああん！もう！口角があがりっぱなしですよもうどんだけきゅんきゅんさせればきがすむんですかああああ？？？(更新楽しみすぎっすね！) (2017年11月30日 17時) (レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» オッケーデーす！ (2017年11月30日 1時) (レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - マカロン愛?さん» 読むの早くないですか！？w今日はまだ更新するので宜しくお願いしまーす！ (2017年11月30日 1時) (レス) id: 46c8d0675f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年11月22日 3時
