じゅーに ページ15
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キ「うっし、あーあー、聞こえてるー?」
>>聞こえてる
>>キヨの声でかい
>>オケ
キ「俺の声がでけぇじゃねぇよw 聞こえてんならいーな、えーキヨです。今日はゲスト付きな。じゃ、どぞ!」
『ふぇ!?えと、妹です。こんにちは?』
キ「拍手ー!」
>>888888888
>>可愛い
>>キヨの妹ちゃん!
この状況は何なのだろうか。
ぼーっとしてたら事が進んで、ぼーっとしてたら始まっていた。
そんな感じ。
『お兄ちゃん、何で生放送やったの?』
腕の裾部分を掴み、引っ張りながら聞く。
キ「俺と妹の仲の良さを見せびらかすため?」
『バカなの?』
でも、嬉しい……かも?
思わずにやける口元を隠したくてコメントに目をやる。
>>キヨ腹立つw
>>妹ちゃん可愛いからよし。
>>出てくんな
優しいコメントもあるが、その代わりに辛辣なコメントも目に入る。
「…そりゃそうだけど、ちょっと悲しいかな…」
そう思った時、お兄ちゃんに引き寄せられる。
それに加えて口への感触。
『…っ!?』
唐突な行動に驚いて目を見開く。
キ「大丈夫だから。な?」
あぁ、なるほど。何でも、お見通しなんだ。
緩む口元を今度は隠さないまま、お兄ちゃんの耳元に口を寄せ囁いた。
『……大好き』
キ「なっ…なぁもっかい言って!?お願い!」
『やだー!ほら皆さん困惑してるから』
キ「…後で覚えてろよ」
『ワーコワーイ』
ちょっと楽しみとか、思って、ない…です…
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作者名:祥 | 作者ホームページ:http://Nano
作成日時:2017年6月6日 17時