Episode I ページ3
『……ここ、だよね…？会議室？って言うのがある所って……』
私は今、会議室？のあるとされる場所の門の前で立ち尽くしている。
多分、ここに日本かイタリア辺りが来るはず。
『はぁ…』
なんで、こんなことになったんだ。
私は市国だよ。独立してるけど独立してないんだよ。(?)
そもそもイタリアいるんだから私いなくてもい((
「あ！」
『？！なんだ…日本か…』
「来てくださったんですね…」
『まぁね。』
「ありがとうございます。じゃあ、会議室に行きましょうか。」
『うん。あ、イタリアは？』
「いますよ。会議室に」
『そっか』
日本…。相変わらず小さ((
まぁ、私からしても、日本は私より５センチくらい高いだけである。
つまり、結構低め((
…ｺﾞﾎﾝｯ
「…さぁ、つきましたよ。ここが、会議室となります」
『へぇ…』
茶色の大きな扉。
この先には、たくさんの国達がいるんだろう。
「では、合図を出したら入ってきてください」
『うん』
私が頷いたのを確認すれば、大きな扉を開け、入っていく日本。
扉越しのためそこまで聞こえる訳では無いが、微かに、日本以外の、誰かの声がする。
「入ってきていいですよ」
はっきりと聞こえた点からして、きっと声量を上げたんだろう。
この声を合図に、扉を開ける。
『…おじゃまします？』
目の前にいるのは、紛れもなく、国。
私と同じ、国だけど、人の姿をした人たち。
見慣れたくるんに、さっき見ていた黒髪。あとは金髪とか…マフラーとか。
容姿だけでも、どこに住んでるか大体分かっちゃったりするし…。
結構、楽しそう、かも？
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作者名：ぺぱ | 作成日時：2017年11月13日 0時
