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プロローグ ページ2
時は西暦二二〇五年____
時間遡行軍の動きを止めようと考えている政府達にはとある悩みがあった。
それは、ベテランの審神者たちが寿命を迎え、あの世へ行き、深刻な審神者不足である。
さらに、ブラック本丸の増加。
そんな世の中で、政府たちには一つの考えが浮かんだ。
国の化身______
姿形変わらず、何年もの時をその国と共に過ごしていく存在。
その存在は、国の国民がいなくなって初めて、泡となって消えてゆく。
政府たちは、この者達に審神者になってもらう、という案があった。
幸い日本には、国の化身が二人いるのだ。
どちらも大日本帝国____日本の化身、鎮具破具な姉と弟が。
「『ど、どうしてこうなったんですかぁぁ！？』」
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作者名：ぺぱ | 作成日時：2017年10月23日 3時
