【どうして】京都出身個性派歌い手、なぜか人気歌い手に知り合ってしまいました【こうなった】 (ページ7)

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上京できるんだ(プロローグ) ページ7

生放送から約３年__

まだ幼かった顔立ちもしっかりと変わり、ミディアムヘアだった黒髪も背中までのロングへアになり。

すっかり変わった少女(？)は、新幹線のホームにいたのである。

『はぁぁ…！ついに上京っっ』

父「長い道のりだったな…。東京でも頑張れよ…ｸﾞｽｯ」

母「ほら、父さん涙拭き。仕方なく上京させてやるんやからね、仕方なくやからね！」

母親はツンデレなのかもしれない。

娘はそう実感していた。

間もなく～、電車が到着致します/

『…新幹線なのに電車って言うのなんでなん？』

父「し、るわけないだろ…！ｽﾞﾋﾞｯ」

『そ、そんな泣かんでよ父さん…。』

泣きまくる父親を背に、新幹線は止まる

『よし！じゃあ！東京でも頑張ってきます！』

母「た、たまには帰ってきな！べ、別に父さんのためやかんね！？」

『母さんツンデレ！』

これから別れというのにいつものような会話を済ませれば、電車无に入っていき。

扉が閉まり、動き始めれば、先程までいた故郷を懐かしく感じつつ、イヤホンを耳につけて席に座る

『はぁぁ…。東京まであっという間やなぁ…。』

席に座り、まだ興奮の抑えられない、とでも言うような声で独り言を言っているものの、周りの声に掻き消されていって。

これから彼女は、まだ本人も予測しなかった、密かに憧れていたあの歌い手たちとであって行くこととなる(ていうか予測しとったら怖くない？byA)

___2013年11月13日、19歳の出来事