すのスノふぁみりー

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康二Side

今日は土曜やからみんな起きるのはゆっくり。
朝ごはんも土日は9時過ぎだから基本的にはギリギリまでみんな寝てはる

康二「舘様おはよう
なんか手伝うことある？」
涼太「ご飯はもう出来るからいいんだけど、翔太のことちょっと見てきてくれない？」
康二「いいけど、どうしたの？」
涼太「双子の勘ってやつかな」

舘様の勘っていつも当たるんだよね

ｺﾝｺﾝ

康二「翔太く…え！？」

いきなりドアが開き翔太くんが倒れ込んできた
咄嗟に支えようとしたけれどバランスを崩し一緒に床に座り込んだ

康二「大丈夫…？」
翔太「…ﾊｧ…ｲﾀ…ｲ」
康二「お腹痛いん？」

片手でお腹を押さえ、押さえてない方の手で俺の服の袖をぎゅっと握っている手は痛みがくる度に握る力が強くなる。
1人じゃどうしようも出来ひんから助けを呼ぶことに

康二「舘さま！！ちょっときて！」

呼ぶと階段を駆け上がる音が聞こえた

涼太「翔太、お腹痛い？」

俯きながらも頷く翔太くん

涼太「康二は足大丈夫？
捻ったんじゃない？」

確かに変な座り方してもうたからちょっと痛いかも

辰哉「どうした？」
涼太「辰にぃいいところに
俺翔太トイレ連れてくから康二のことお願い」
辰哉「えっ？あ、分かった」

俺の足を見て状況理解した辰にぃ
辰にぃに抱えられて自室に戻ってきてマッサージしてもらうと少し痛みが楽になった。

翔太Side

いつもは起こされるまで起きないけど地味に痛むお腹のせいで起きてしまった。
暫くはお腹を摩ったり押さえたりしてたんだけどどんどん痛みが増してきた。

翔太「…ｯﾀ…ﾊｧ」

時間が経っても治らなくてトイレに行こうとベッドから何とか立ち上がり部屋のドアを開けると外に康二がいた
安心からか足の力が抜けそのまま康二の方に倒れかかった。

その後康二が涼太を呼んでくれて支えられながらトイレに連れてってくれた。

涼太「翔太、大丈夫？
ましになったら出ておいで冷えるともっと痛くなるから」
翔太「…ん」

30分は篭ってたかな
ようやく痛みがマシになったからトイレから出るといきなり目眩が襲いしゃがみ込んだ。

涼太「目眩？ちょっと揺れるよ」
翔太「…ﾊｧ…ん」

涼太に抱えられベッドに寝かせてくれる

涼太「もし吐きそうだったらここにガーグルベースン置いとくからね？」
翔太「りょ…た行っちゃ…うの？」
涼太「うんん、ここにいるよ」

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