115話 ページ19
江「おいっ!A!起きて!!」
貴「・・・っ拓也さ・・・」
江「良かった・・・。見つかって・・・。」
貴「っスいませ・・・」
江「無理に話さなくていい。熱もまだあるんだし。帰ろう?」
貴「あさ・・・拓也さんが仕事行って・・・てたら・・・めみて」
江「夢?」
貴「みんないなくなる・・・こわくなって・・・」
江「大丈夫だからっ居なくなったりしないから・・・。帰ろうみんながいる所へ・・・。」
そうしてもう一度眠りについたA・・・。
とりあえず探しに出てくれてる神谷さんに見つかったことを連絡した。
神「もしもし・・・。えぐか?」
江「はいっ見つかりました・・・。初めてデートをしたイベント会場で。」
神「そうか・・・わかった。迎え行こうか」
江「お願いしていいですか?花江くんの家にお願いします。色々準備してくれてるみたいで一旦そこで寝かせます。」
神「わかった。なるべく早く行くからあっためてあげて。」
江「はいっ」
〜Twitter〜
@モブ
今日なんか至る所で人気声優の方をお見かけしたんだけど何か収録かな・・・??
│
@__
えっなにそのイベント・・・。居たかった
│
@__
私も見かけました!何かAちゃんの名前呼んでたような・・・
プルプル・・・
江「マネージャー?」
マ「江口さん今どこですか!」
江「えっあっ・・・って所だけど」
マ「Twitterで声優陣がAの事を探して都内を走り回ってるって・・・」
江「えっ!!?」
マ「何かあったんですか?」
江「実は・・・」
マ「わかりました。とりあえず花江さんの家にいるってことですね?」
江「うん。ある程度熱下がるまではお願いする。」
マ「SNSの方は事務所でどうにかします。今日お世話になった方の名前あとで連絡ください。お礼用意しときますから。」
江「ほんとにありがとう・・・」
マ「お2人忙しかったですし、明日と明後日は予定抜いときますから江口さんもゆっくり休んでください。声枯れてますよ?」
江「うっそ・・・」
マ「それでは事務所行ってきますね。」
江「お願いします。」
そこから30分ほどで神谷さんが来てくれた。
神「えぐ!」
江「神谷さんっ!」
神「おまたせAちゃんは?」
江「さっきまで苦しそうでしたけど今は落ち着いて寝てます。」
神「そっか・・・良かった。じゃあ行こうか。」
江「お願いします。」
花江くんの家に行く途中マネージャーから連絡があったことを伝えた。
神「そっか・・・。」
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作者名:なつき | 作成日時:2021年1月8日 12時