家族…というより年の離れた親戚です 2

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櫻「潤もだ！あと立花も！」

2人「ほんとに申し訳ございませんでした…」

神「怪我なかったからまだ良かったものの、舞台も控えてんだ。何かあったらどうするつもりだったんだよ。」

水「ほんとに心配したんだからね！」

内「もう二人共ほんと無茶だけはしないでください。こっちは生きた心地しなかったんですよ！？」

「「ほんとごめんなさい。」」

江「リハ復帰できるって来てみたら、危ない駆けしてるって聞いて、ほんと生きた心地なんてどっかに捨ててきましたよ。」

「江口もごめん。心配してくれてたのに…」

江「ほんとだよ！！何も無かったからよかったものの！」

監「お説教はそれ位にして、やっと全員揃ったんだ。最終のリハやろう。ね？」

全「はい！！」

─千秋楽─

本番15分前。千秋楽は全国の劇場、配信、海外に向けた配信も行われる。

ス「本番15分前です！」

周りに支えられて、ここまで来た舞台。
色んなことがあったけど、ここまで来れたんだ。
やりきろう。

コンコン))

「あっはい！どうぞ〜」

中「よ。今大丈夫？」

「あれ、悠一さん。来てくれたの？仕事で無理だって言ってたのに。」

中「何とかな。時間が取れるよう調整してくれたんだ。」

「今日は1人？」

中「いや、安元さんと梶くんが一緒に来てるよ。他の人のとこに挨拶行ってんだと思う。」

「良いの？一緒に行かなくて。」

中「大丈夫。こんなに指先冷たくして、緊張してんのにそれを隠して1人になろうとする大切な恋人を放っておけないんでね。」

「バレたか。」

中「無理すんなってことは言わないでおくけど、肩の力ちょっと抜いてみ。」

「ん…。」

中「櫻井さんから聴いてるけど会えなかった間に‪また無茶したんだって？」

「いやまあ……ね、、」

中「無茶するなって話したところで、その性格を変えられないのも知ってるさ。だから、何があっても俺の隣に帰ってくることだけは約束して。お願い」

「え？」

中「ちゃんとした事は今日全部終わったら言うけど、ずっと隣にいる権利は俺が貰うから。だから必ず俺の隣に帰ってきて。いいね？」

「…うん。頑張ってくる。」

コンコン)))

神「A〜！そろそろ行くぞー！」

「あっはい！今行きます！じゃあ行ってくる。」

中「ん。ちゃんと見てるよ。」

─舞台中─

今回の舞台は、色々と重なる部分があった。

「私は、この仕事に誇りを持ってる。たとえ、誰からも必要とされなくても！」

─閉幕─
パチ👏

終わった…。

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