無口な妹と人気声優達

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そして、僕は控え室で過呼吸を起こしている監督を見つけた。

西「Aさん！！」

「ヒュッ！！ヒュッ！！」

西「どうしたんですか？！」

「…ませんっヒュっ」

西「ああ無理して話さなくていいですから！、」

助けを呼ぼうと思いそろそろ会場入りをしているはずの壮馬に連絡をとり、袋と水をお願いした。

コンコン))

西「はいっ！！」

斉「持ってきたよ！」

西「あっありがとう。…っ壮馬も来てくれましたよ？ね？」

斉「監督どうしたの？」

西「分かんないけど僕がここに顔を出した時にはもう過呼吸の症状を出してた。」

斉「とにかく落ち着いて貰おう。まだ時間ある訳だし少し寝て回復して貰わないと、、」

西「だね。梅ちゃんにも一応連絡入れとかないとだし。」

そこからは壮馬の協力もあり、監督は落ち着き元に戻しソファで寝ている。

斉「急に打ち合わせが個別になったり、監督が過呼吸起こしたりこのイベント何かあるんじゃないの？」

西「そう…だよね」

〜2時間後〜
目が覚めると控え室にキャストが揃っていた。

「ん…ゲホッ」

西「あっ起きた！大丈夫ですか？」

斉「良かった…」

神「大丈夫？」

櫻「ほらこれ飲んで」

「ありが…ゲホッゲホッ！！」

良「もしかして声…」

「ゲホッっ」

西「嘘でしょ…なんでこのタイミングで…」

斉「あーって言ってみて貰えますか？」

「ｱﾞｱﾞ…」

神「何とか声出るって感じか」

櫻「まだ時間あるし気休めだけどのど飴舐めて？」

「ありが…ございます…そういえばイベントって」

神「30分遅れでだけど通常通りやるよ。」

「ん了解です…」

神谷さんから話を聞き私は準備を進めているスタッフの元へ向かうために控え室に出た。

良「えっどこ行くの」

「…フさんの所へゲホッ」

西「その声のまま！？」

「大丈夫ですっｹﾞﾎｯ」

何とかイベント始まる前に、準備を終わらせないと…｡

〜イベント直前〜→←・

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