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梅「そこだけはほんとに俺も良かったと思うよ。」
良「でさあ今言うことでは無いと思うんだけど…。Aちゃんこの仕事受けてみない?」
「えっなんですか…??」
良「バトルものアニメなんだけど、作画スタッフ探してるみたいなんだ。最終選考はオーディションみたいなんだけど勝手に名前エントリーさせてもらった。」
「はっ!!?」
代「あーこれ僕もキャストオーディション受けたやつだ。」
梅「あっ俺もですね」
江「いいじゃん受けてみたら?」
「簡単に言うけどさぁ…。アニメスタッフでしょ?全然分野違うよ…。」
良「この作品の監督俺の知り合いなんだけど絵描きとして仕事をしてる人なら誰でも受けていいって言ってたし新しい機会だよチャレンジだけしてみなよ。監督には俺の知り合いだってことも何も伝えてない。どうよ?」
「えっとじゃぁ…受けてみるだけでも…」
そうしてオーディションを受けることが決まった。
後日提出した作品を認められオーディションに合格した私は改めて作品の事を知ろうとしていた時だった。
プルプル〜
「電話…誰からだ」
そこには今回のアニメ作成スタジオの電話番号が表示されていた。
「はい。江口です。」
ス「あっ〇〇スタジオの者なんですが今回の週刊誌の件で監督がお話したいことがあると言ってまして急なんですけど今から来ていただくことって出来ますかね?」
「…っ。大丈夫です。今からそちらお伺いさせていただきます。」
ス「ありがとうございます。お待ちしております。」
〜スタジオ〜
「すいませんお電話頂いた江口です。」
ス「お待ちしておりました。こちらです。」
コンコン))
ス「監督江口さんお見えになりました。」
監「ん…ありがとう。」
「失礼します。」
監「急に悪いね…。こっちで話そう」
「はい」
監「記事読んだよ。これは全部事実なのかい?」
そこには両親のこと、声のことが書かれていた。
「はい。ここにある事は全て事実です。ですが私は私を信頼して依頼をくださった企業の皆さんの期待を裏切らない仕事はしてきたつもりです。今回のお仕事も勿論真剣に向き合っていきます。」
監「直接言葉を聴けて良かったよ。今回はよろしくね。最高の作品にしよう。」
「はいっ!」
監「あとこの話もしたかったんだ。」
そう言って渡されたのは制作事務所の入所手続きの書類だった。
監「これからもっと今回の仕事きっかけでアニメの依頼も増えると思うし僕からも多くの作品で共演したい」
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チビチビ・むさし(プロフ) - リクエスト対応ありがとうございます! (2021年12月3日 21時) (レス) @page26 id: a1b8301d92 (このIDを非表示/違反報告)
チビチビ・むさし(プロフ) - リクエスト...(できれば!) ○○のしないと出られない部屋ですかね.. (2021年11月29日 21時) (レス) @page25 id: a1b8301d92 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - チビチビさん» わああっ!!ありがとうございます!年中ネタ切れ状態なのでいつでもリクエスお待ちしております!笑 (2021年9月25日 11時) (レス) id: 25b1f3f3f3 (このIDを非表示/違反報告)
チビチビ(プロフ) - 続編おめでとうございます! 江口兄妹は絶対美男美女 (2021年9月25日 9時) (レス) id: a1b8301d92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつき | 作成日時:2021年9月25日 1時