伏黒の幼馴染は最狂でした2

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Noside


五条「おまたー!!」


噂をすると当の本人が向こうから何やら大きめの箱を乗せた台車を押しながら走ってくる



歌姫「チッ 五条悟!!」
三輪「(五条悟!!)」


五条の登場に舌打ちをする者もいれば、目を輝かせるほど喜ぶ者もいた




五条「やぁやぁ 皆さんおそろいで

私 出張で海外に行ってましてね」



舌打ちをしている者がいることも知らずに話し始める男



パンダ「急に語り始めたぞ」



五条「はい お土産

京都の皆にはとある部族のお守りを」


そう言いながら京都校の皆に人形のような形をしたお守りを配る



五条「歌姫のはないよ」

歌姫「いらねぇよ!!」


五条の発言に腹を立てる歌姫



五条「そして東京校の皆にはコチラ!!」


先程の大きな箱を東京校の皆の前に見せる五条



釘崎「ハイテンションな大人って不気味ね」


『うわ...』

Aは何かを察したのか冷たい視線を五条へと向ける



釘崎「Aどうかした？」


『...いや別に』


釘崎「そう？なら良いけど」




”バゴッ”


その大きい箱は五条が触れてないのにも関わらず勝手に開く

すると中から出てきたのは...



虎杖「はい!!おっぱっぴー!!」


この登場を楽しみにしていたかのような虎杖だった




五条「故人の虎杖悠仁君でぇーすっ!!」



『...』


箱の中からは予想していた者が出てきたためAは引いたような表情を見せる


予想外の者が出てきたのを見た伏黒達も同じような表情を浮かべていた



虎杖「(えっえ...ーーー!?

全っ然嬉しそうじゃない!!

京都の人らは...お土産に夢中ー!!

Aもなんか顔引き攣ってるし!!)」



思わぬ反応に固まってしまう虎杖



『わ、わっー!!びっくり〜!!

悠仁生きてたのー!?

う、嬉しいなー!!』



いかにも芝居じみた口調のA



虎杖「...Aっ!!」


明らかに態とらしいが今の虎杖は反応してくれただけでも嬉しかった



楽巌寺「宿儺の器!?

どういうことだ...」



楽巌寺が驚くのも無理はない

なぜなら虎杖は死んだことになっていたのだから




五条「楽巌寺学長ー！

いやー良かった良かった

びっくりしてしんじゃったらどうしようかと心配しましたよ」



楽巌寺「糞餓鬼が」


そう言い五条を睨みつける





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