伏黒の幼馴染は最狂でした

49 ページ49

.



釘崎「なっ

なんで皆てぶらなのー!?」


釘崎の発言と荷物の量に頭にハテナを浮かべる2年ズと伏黒、A




パンダ「オマエこそなんだその荷物は」



ポカンとした顔をする釘崎



釘崎「なにって...これから京都でしょ？

京都 で 姉妹校交流会...」




パンダ「京都 の 姉妹校 と 交流会だ 東京で」



釘崎「うそでしょ〜〜」




真希「どうりで最近会話が噛み合わないわけだ」



伏黒「ですね」




『ぶっははははっあはははっ』


我慢してた笑いを吹き出すかのようにお腹を抱えて笑うA



釘崎「ちょっとA!!笑ってんじゃないわよ!!」


『ひぃひぃっごめ、ぶっふふ、ごめんっふふっ』


釘崎「笑いすぎよ!!」


顔を真っ赤にしてそう言いAの背中を叩く



『いでっ』



パンダ「去年勝った方の学校でやんだよ」



釘崎「勝ってんじゃねーよ!!! バカ!!」



パンダ「俺らは去年出てねーよ

去年は人数合わせで憂太が参加したんだ」



真希「”里香”の解呪前だったからな

圧勝だったらしいぞ

京都でやったから見てねーけど」




釘崎「許さんぞ乙骨憂太ー!!

会ったことねーけどよぉ!!」




『憂太先輩いい人だよ!?』



釘崎「そんなの知るかー!!」



パンダ「逆恨みだな」


狗巻「シャケ」


『憂太先輩もう後輩に嫌われてる ぷっぷー』




パンダ「憂太が知ったら泣くな」



真希「おい 来たぜ」


真希の発言にみんながそちらへ目を向ける


真依「あら お出迎え？

気色悪い」



東堂「乙骨いねぇじゃん

...お！A 久しぶりだな」



『...』


東堂の声を無視し伏黒の背後へと隠れるA



東堂「やっぱAはツンデレだな

俺も今日はAと戦えることを楽しみにしていたぞ」



『もって何もって

私は1ミリも楽しみじゃなかったんですが!?』


東堂「そう照れるな」

そう言いAに近づこうとする東堂


『照れてねぇよ!!

てかこっちくんな!!』



伏黒「Aに近付かないで下さい」


そう言い再びAを自分の後ろへと隠す伏黒



東堂「ふっまあいい

楽しみは後に取っておくとするか」



『あなたと関わることはもう二度とありません』


そう言うとキッと東堂を睨みつける




真希「Aがここまで人を嫌うって珍しいな

何かされたのか？」



『恵のこの殴った』



真希「なるほどな」



伏黒「あと小さいって言われたことも気にしてるんだと思います」



『言うな！それは言うな！』

50→←48

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す