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伏黒side


伏黒「で、昨日なんかあったのか?」





『あー未登録の特級呪霊に襲われたんだよね』



呑気にそんな事を言うA



伏黒「は?


大丈夫だったのかよ」





『この私だぞ?呪霊1匹如きに殺られるわけないじゃん』



相手は1人とは言え特級だろーが



特級相手でも怯むことなく戦えるこいつを俺はちょっと尊重している



『でもその呪霊顔はタイプだったからちょっと残念』


これさえなければ




伏黒「で、その呪霊は祓えたのか?」




あーと気まずそうな顔をするA



『首ちょんぱして情報聞き出そうとしたんだけど、助けに来た呪霊に持ってかれちゃった。てへ』




何がてへだよ




伏黒「...どうすんだ」



『んーとりま五条せんせーに昨日の事報告してー

話はそれからかな』




伏黒「じゃあ今日の技術訓練来ないのか?」



『五条せんせーのが終わったら行く予定

真希さんに呪具使った近接鍛えてもらいたいし』





伏黒「そーか」



『何?嬉しい?』



ニヤニヤしながら問いかけるA



伏黒「別に」




『素直じゃないなー』




こいつ抜けてるように見えて人のこと良く見てるから俺の気持ち実は気付いてんじゃねーかって思う時がある







”コンコン”


しばらくしてドアをノックする音が聞こえる






誰だ?こんな朝早くから





ドアを開けるとアイマスクをした長身の男が立っていた



五条「や!」



伏黒「...何ですか」




五条「いやーA居ないかなって思って」


『あ五条せんせー』


俺の後ろからひょっこりと顔を出すA





五条「お、いたいた

A何で昨日電話に出てくれなかったの!」




『あんな時間にかけて来る方がおかしいでしょ』




五条「緊急だったんだよ

Aに話しとくことあるからちょっと来て」



『丁度良かった

私もせんせーに伝えなきゃいけないことあったんだよねー



じゃ、恵訓練頑張って!』




伏黒「...ああ」






俺の部屋を出て歩いて行く2人の後ろ姿を見る



仲良さそうに話す2人


心臓がぎゅっとなるのが分かる



あの人達は自他共に認める強さを持ってるからこそお互い信頼し合ってるのが伝わってくる







Aは俺をただの幼馴染としか思ってなくて



俺はAの彼氏でもないのにこんな事で嫉妬してしまう自分に腹が立った









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レモマカ(プロフ) - 紅姫さん» すみません💦直しました! ありがとうございま🙇‍♀️ (2月24日 20時) (レス) id: 96f274a3fd (このIDを非表示/違反報告)
紅姫 - 去年買った方の学校でやんだよ (2月22日 21時) (レス) @page49 id: c5df23e285 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモマカ | 作成日時:2023年10月28日 0時

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