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高専のグラウンドでは、パンダと釘崎が何やら追いかけっこをしていた
真希「おっせぇよ 恵」
狗巻「こんぶ」
『おっ恵じゃーん』
パンダと釘崎の様子を見ていた3人に、伏黒はジャージのファスナーを上げながら近寄る
真希「何してた」
伏黒「なんでもいいでしょ
A久しぶりだな。最近忙しいのか?」
真希「オマエ、先輩には適当な返事しといて直ぐAのとこ行くんだな」
狗巻「しゃけしゃけ」
伏黒「…」
『いやー最近立て込んでてさー
恵寂しかったぁ?』
伏黒「…別に」
真希「A、こいつオマエがいない間ずっとAの話してたぞ」
ニヤニヤしながら話す真希
伏黒「なっ、してないですよ!変な事言わないで下さい」
『えー狗巻先輩、真希さんの言ってること本当?』
狗巻「しゃけ〜!」
伏黒「狗巻先輩っ!」
『恵ごめんね?寂しい思いさせちゃって、これからはなるべく顔出すようにするね』
伏黒「だから寂しくねぇって、
…ところで禪院先輩は
呪術師としてどんな人達を助けたいですか?」
真希「あ、話そらしたな」
伏黒「(イラッ)」
真希「別に私のおかげで誰が助かろうと知ったこっちゃねぇよ」
伏黒「聞かなきゃ良かった)ボソッ」
真希「あ゛ぁ?」
伏黒「…Aは?」
『え、私?私も別に上に頼まれた任務こなしてるだけで、誰を助けるとか考えたことないや』
伏黒「やっぱ聞く相手間違えた)ボソッ」
『聞こえてるからね?』
釘崎「伏黒ォ!!!
面接対策みたいな質疑応答してんじゃないわよ!!
交代!!もう学ランはしんどい!!
可愛いジャージを買いに行かせろ!!」
ブンブンとパンダに振り回されながら話す釘崎
伏黒「…あの2人は何してるんですか?」
今度は思いっきり投げ飛ばされ「にぎゃ」と、声を出す釘崎
『受け身の練習かなあ?
いーな私もアレやられたい!!楽しそう!!』
伏黒「…そーか?」
真希「Aは必要ねぇだろ
恵と野薔薇は近接弱っちぃからなぁ
まずは私らから1本取れ
話はそれからだ」
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『パンダせんぱーい 私のことも投げて〜』
そう言いながらパンダの方へと駆け寄って行く
パンダ「あいよ」
パンダはAの足首を掴み、釘崎と同じように振り回す
『きゃー!!たのし〜!!』
真希「アレを楽しいと思えるバカはAだけだな」
伏黒「ですね…」
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レモマカ(プロフ) - 紅姫さん» すみません💦直しました! ありがとうございま🙇♀️ (2月24日 20時) (レス) id: 96f274a3fd (このIDを非表示/違反報告)
紅姫 - 去年買った方の学校でやんだよ (2月22日 21時) (レス) @page49 id: c5df23e285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レモマカ | 作成日時:2023年10月28日 0時