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五条「僕はさ 性格悪いんだよね」
伊地知「知ってます」
キリッと躊躇なく即答する伊地知
『どったの今更
今に始まった事じゃないのに
ね？伊地知さん』
伊地知「は、はい」
五条「伊地知 後でマジビンタ」
伊地知「!?桜花さんは!?」
五条「僕がAにビンタできると思う？」
伊地知「いやそれは…思いませんね」
五条「でしょ〜」
『体術の稽古してる時は容赦ないけどね』
五条「あはは確かに
でもAにはアレくらいスパルタな方が為になるでしょ」
『まあねー
…で、なんで急に性格悪いとか言い出したの？』
ああーそうだった話戻るねと、先程までヘラヘラしてたのに対し真剣な顔付きに戻る五条
五条「教師なんて柄じゃない
そんな僕がなんで高専で教鞭をとっているか 聞いて」
と、伊地知に向けて言う五条
伊地知「なんでですか…？」
五条「夢があるんだ」
『…』
伊地知「夢…ですか」
五条「そっ 悠仁のことでも分かる通り上層部は呪術界の魔窟
保身馬鹿 世襲馬鹿 高慢馬鹿 ただの馬鹿
腐ったミカンのバーゲンセール」
うんうんと共感するように頷くA
五条「そんな クソ呪術界をリセットする」
『…、』
その言葉にピクっと反応したAは横目でゆっくりと五条に視線をやる
”呪術界をリセット”
それはAもずっと思っていたこと
アイマスク越しでも分かるくらい真剣な表情で話す五条にAは何も言えず、五条の話に耳を傾けることを続けた
五条「上の連中を皆 殺 しにするのは簡単だ
でもそれじゃ首がすげ替わるだけで変革は起きない
そんなやり方じゃ誰も付いて来ないしね
だから僕は教育を選んだんだ
強く聡い仲間を育てることを
そんなわけで自分の任務を生徒に投げることもある
愛のムチ」
伊地知「(それはサボりたいだけでは？)」
『(お陰様で私の休みは減りましたけどね
てか、生徒の前で堂々と言ったなこの人
珍しくいい事言ってたから見直してたのに…)』
現に五条が投げた特級案件の任務をいくつか受けたことがあるAは眉の間を微かに曇らす
五条「皆優秀だよ
特に三年 秤、二年 乙骨、そしてA
彼らは僕に並ぶ術師になる」
『…』
五条「(悠仁もその一人だった…!!)」
拳をギュウっと握る五条
その様子を見ていたAは五条の怒りに気付きながらも、何も声をかける事はできなかった
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レモマカ(プロフ) - 紅姫さん» すみません💦直しました！ ありがとうございま🙇♀️ (2月24日 20時) (
レス) id: 96f274a3fd (このIDを非表示/違反報告)
紅姫 - 去年買った方の学校でやんだよ (2月22日 21時) (レス) @page49 id: c5df23e285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモマカ | 作成日時：2023年10月28日 0時
