伏黒の幼馴染は最狂でした

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夏油「つまり君達のボスは

今の人間と呪いの立場を逆転させたいと

そういうことだね？」




漏瑚「少し違う

人間は嘘でできている

表に出る正の感情や行動には必ず裏がある

だが負の感情、憎悪や殺意などは偽りのない真実だ

そこから生まれ落ちた我々呪いこそ


真に純粋な 本物の”人間”なのだ


偽物は消えて然るべき」




夏油「…現状、消させるのは君達だ」




漏瑚「だから貴様に聞いているのだ

我々はどうすれば呪術師に勝てる？」



夏油「戦争の前に

3つ条件を満たせば勝てるよ」



そう言いながら夏油は三本の指を立てる



漏瑚「なんだその3つの条件とは」




夏油「一つ目は、呪術師最強といわれる男ーー

五条悟を戦闘不能にすること


二つ目、五条悟と同じく桜花Aも戦闘不能にすること」




？「…っ」


夏油の言葉にずっと黙っていた男が反応を見せた



夏油「おっともしかしてその子に興味があるのかい？」



？「ちょっとな」


夏油「ほぉ、君が人に興味を持つなんて珍しいね」




漏瑚「ん？で、誰なんだその桜花Aという奴は」



夏油「今年高専に入学した一年さ」




漏瑚「一年だと!?

そんなガキ殺したところで意味あるのか？」




夏油「五条悟が最強といわれるならば


彼女は”最狂”だよ


五条悟を戦闘不能にできたとしても、彼女が残ってては我々が勝てる可能性は格段に下がる」





漏瑚「…で、あと一つは？」




夏油「両面宿儺 虎杖悠仁を仲間に引き込むこと」




漏瑚「ちょっと待て、死んだのであろう？虎杖というガキは」



夏油「さぁ どうかな」











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宿儺「許可なく見上げるな

不愉快だ、小僧」





骸骨の山に座り足を組む宿儺




宿儺の目線の下にいる人物はーーー







虎杖「なら降りてこい

見下してやっからよ」





今にも宿儺に襲いかかろうとする



虎杖悠仁だ








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