検索窓
今日:48 hit、昨日:148 hit、合計:256,572 hit

20 ページ20

家入「2人ともあまり伊地知をイジメるな

私達と上の間で苦労してんだ」




伊地知「(もっと言って…)」




五条「男の苦労なんて興味ねーっつーの」



伊地知「(もっと言って!!)」




『えー私本当にこの性格悪いせんせーと似てるの?嫌だなあ』



五条「Aさん??」




家入「いやAはここまでクズではないな」


五条「硝子さん??」



『だよね良かったあ

あでもちゃんと尊敬してる部分もあるよ??』



五条「A〜!!例えば例えば!?」



珍しく褒めてくれるAにキラキラとした眼で問いかける五条





『んーーー




……強いとか』






伊地知「…」


家入「すごい考える間あったな」




五条「ふっま!ボク最強だからね」





家入「…で、コレが」



家入は虎杖に掛かっていたシーツをとる



家入「宿儺の器か

好きにバラしていいよね」





五条「役立てろよ」


真剣な顔付きに戻る五条





家入「役立てるよ

誰に言ってんの」













.



伏黒「長生きしろよって…」



釘崎「自分が死んでりゃ世話ないのよ」



階段に腰かけはなす伏黒と釘崎





釘崎「てかAは?」



伏黒「五条先生から呼び出しくらってた

特級案件の任務じゃねーか?多分」






釘崎「こんな時まで忙しくしなきゃいけないのね特級って

あの子大丈夫なのかしら」




伏黒「そーだな…」



虎杖の死をAに告げた時のことを伏黒は思い返していた






ーーー


伏黒side



伏黒「虎杖が…死んだ

この任務は特級案件だった

俺達が適うはずなかったんだ」




『…そう』



たった一言口から出したAの表情は今まで見たことがないくらい


顔に怒りの色が現れていた




怒りの気持ちを抑えるのに必死な様子のAに

俺は何も言うことができなかった







『恵は大丈夫なの?』



沈黙が続く中、先に破ったのはAだった






伏黒「…ああ」





『ふふ、恵は隠すのが相変わらず下手だね』



伏黒「…オマエもだよ」




『…そうね、私もね

こんなに怒りが込み上げてくるのは初めてかもしれない』




伏黒「A…」




『ごめん、私この後五条先生に呼ばれてるから行かなきゃ







恵、無理しないでね』







そう言い残すとAは背を向け去っていった








伏黒「無理すんなはオマエの方だよ」





そう口から出た言葉は遠ざかるAに届くことはなかった









ーーー

21→←19



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (102 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
542人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 伏黒恵 , 原作沿い
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

レモマカ(プロフ) - 紅姫さん» すみません💦直しました! ありがとうございま🙇‍♀️ (2月24日 20時) (レス) id: 96f274a3fd (このIDを非表示/違反報告)
紅姫 - 去年買った方の学校でやんだよ (2月22日 21時) (レス) @page49 id: c5df23e285 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:レモマカ | 作成日時:2023年10月28日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。