光くんの１日 ３ ページ3
――――――――
(PM 7:00)
伊「で、どうなの最近？」
本日最後のお仕事は伊野尾との、ラジオの生放送。
昔と変わったことはもうひとつあって。
…メンバーが近況を探ってくること。
「どうって、、別にいつも通りだけど？」
伊「んー。光ってさ、猫みたいじゃん。」
「は、何の話。。」
伊「だから薮ににゃんにゃんとかしないのかなーって。」
「にゃ、、？」
伊「まあ、光そういうの鈍そうだもんなー。
今度教えてあげるね♡」
俺、そういうの得意だから。なんてドヤ顔の伊野尾がちょっとよく分からない。
薮とのことを皆に話して。
メンバーがたくさん祝福してくれて。
…ここまでは良かったんだけど。
なんだか最近メンバーに楽しまれてるような気がする。のは気のせい…？
なんだか先が思いやられるなぁ、なんて思いながらラジオの収録を済ませた。
(PM 9:30)
「ただいまぁ…」
「おかえり。」
さすがにヘトヘトで。
玄関まで迎えに来てくれた薮に、ぽすっと倒れこむ。
「疲れたぁ…。」
優しく受け止めてくれるぬくもりに、安心して。
「光のメモ通り作ったから、夜ご飯食べよ？」
そう言って、ひょいっと体を持ち上げられてリビングへ連れて行かれる。
普段は恥ずかしくて抵抗するけど、今日は不意にドキッとして。
なされるがままになって、みたり。
どんなに仕事が遅くても、一緒にご飯を食べるのが当たり前な俺たちは
「「いただきまーす！」」
今日も美味しいね、って笑いながら夜ご飯を食べて。
「今日は俺が後片付けするから、光は休んでて。」
なんて言う薮に甘えて、ソファに横になる。
メンバーに近況を報告させられる度に、いかに薮に大切にされてるかを思い知らされる。
充実した仕事。
大切な人と一緒に居られること。
全部が、幸せで。
そんな事を考えながら。
「光、終わったよー。」
そんな甘い声に、
「こーた、お膝。」
今日はたくさん甘えたい気分。
「俺、幸せだよ。」
「光が幸せなら、俺も幸せ。」
.
(PM 11:30)
「光、寝た？」
「ん…起きてる。」
２人用の広いベッドに入ってくる薮は
「寒いから、ひっついて寝よ。」
なんて俺を抱きしめて。
俺の一日は、
薮の腕の中で始まって
薮の腕の中で終わる。
(明日も幸せな一日でありますように。)
end
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かな - やぶひか大好きです。更新頑張ってください！ (2015年10月20日 9時) (
レス) id: dc28adfdb0 (このIDを非表示/違反報告)
美櫻 - やぶひか、最高デス。 (2015年10月19日 18時) (レス) id: b4e401c48f (このIDを非表示/違反報告)
結羽(プロフ) - 本当に可愛いやぶひか、最高ですね♪♪これからも更新頑張ってください！ (2015年10月19日 7時) (レス) id: 762159466e (このIDを非表示/違反報告)
ミユユ(プロフ) - やぶひかにキュンキュンします！ これからも更新頑張って下さい！！ (2015年10月18日 21時) (レス) id: c1644d456e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりーみんぐ | 作成日時：2015年10月17日 19時
