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Genta side
しばらくの間沈黙が続き、
その沈黙を破ったのはちゃかだった。
宮“元太、本当にごめん。最低だよな俺。”
宮“でも好きになっちゃったんだよ。どうしようもなく”
元“絶対俺の方が好きな自信あるよ”
大人なちゃかに比べて
俺はこんな子供っぽいことしか言えない。
宮“そうだなぁ。確かに。”
なんでそこ納得するんだよ。
元“は？”
宮“確かに、元太の方がAさんのこと好きかもな。でも俺は俺なりに、今まで恋愛してこなかったなりに、あの子のこと守ってあげたいんだよ”
あぁ、ちゃかは俺が知らないAさんのこと
たくさん知ってるんだろうな。
元“俺諦めたりしないから、”
宮“わかってる。”
そう言ってちゃかは帰っていった。
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作者名：げん | 作成日時：2020年11月8日 19時
