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彼の新しい職場 ページ9

そして、約束の日になり、樹くんの運転で北斗さんの家まで向かった。



北「 俺のためにありがとう、……お願いします、 」


「 ん 」




車を走らせてすぐに着いた目的地。

樹くんも何故か着いてきてて。



『 オーナー。お久しぶりです、覚えてますか、 』


[ え?えええ? Aさん?? ]


『 あの、私じゃないんですけど、この方が 』


北「 初めまして。松村 北斗です。」


[ もしかして、ここで働いてくれんの? ]


『 確か、人手足りないってみなちゃんが言ってた気がして、 』


[ そうなんだよ、…それで、松村くんだっけ? ]


北「 はい。 」


[ ここでいいならぜひぜひ来て欲しい ]


北「 僕で良ければ、! 」


[ じゃあ決まり!また明日夜8時くらいに来てね。 ]


『 北斗さん良かったね。 』


[ てかさ、Aさん赤ちゃん居るの?
お腹大きくなってるけど、 ]


『 実は…はい。(笑) 』


[ ええ!てことは松村くんは旦那さん? ]


「 北斗じゃなくて俺だよ 」


[ 君は確か……常連さんだよね? ]


「 そうだけど 」


[ Aさん良かった、お相手さん居て。(笑)
ずっとここで働いてたから心配だったんだよ、笑 ]


『 ありがとうございます。(笑) 』


[ 末永くお幸せにね。 ]


『 はい。では、また8時に北斗さん行きますんで。 』


[ うん。よろしく頼んだよ松村くん ]


北「 はい。 」





こうして、結構早い段階で北斗さんの仕事が決まったので思ったより早く帰宅した。


帰宅して早々、お腹に蹴られたような痛みが走った。

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作者名:むぽ | 作成日時:2022年2月11日 22時

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