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「 おう。……は?赤ちゃん? 」


『 うん、 』


「 うわっ、まじか… 」


『 嫌だった、? 』


「 何言ってんの、嬉しいに決まってるべ、笑 」


『 良かった、、 』


安堵のあまり体制を崩す私にそっと支えてくれる彼。

それから抱きしめてこう言った。



「 A、ありがとう。まじで俺 幸せすぎて頭おかしくなるわ、 」


『 私も、樹くんが喜んでくれて良かった。 』



もしかしたら、そんなに心配も要らなかったかもしれないぐらい彼は喜んでくれてる。


「 どうしよどうしよ、名前どうするよ、、」


『 気が早いよ、笑 』


「 そうなったら色々買い揃えなきゃだろ!? 」


『 そうだけど……(笑)
はぁ、こんな人がパパとか考えられない。 』


「 え?今なんて?パパ? 」


『 そうでしょ?パパ、男の子か女の子かも分からないのに名前決めてどうするのよ、 』


「 え、やばっ、Aのパパ呼び萌えるね 」


『 ちょ、恥ずかしいからやめてよ… 』


「 いいじゃん。俺もママって呼ぼっかな 」


『 それだったら樹くんのお母さんと同じじゃん(笑) 』



そして、また抱きしめて、私のお腹を撫でながら、
ニコニコしてる彼はもう立派な父親なのかもしれない。


私たち、まだまだだけど、一緒に良いママとパパになろうね。



「 元気に産まれろよ〜? 」


『 ふふふっ、 』

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作者名:むぽ | 作成日時:2022年2月11日 22時

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