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『 言わなかった私もだし、お互い様ってことにしよ、? 』
「 でも、本心聞けて良かった。 」
『 ほんと、ごめんね、 』
「 もう終わり。仲直りしたんだから。Aの本心も聞けたし、早く帰ろ? 」
『 そうだね。 』
慎「 結婚記念日なら、優くん預かるけどどうする? 」
北「 心置き無く楽しんどいで。 」
「 じゃあそうする 」
『 お言葉に甘えて優くんをお願いします。。 』
こういう時、普通なら親に預けると思うけど、多分優くんも店長とか北斗さんの方が良かったりするのかななんて、
優くん達と別れて、2人でのドライブはもちろん、食事も全部が久しぶりでこの時間が愛おしかったりする。
過ごしていくうちに辺りがだいぶ暗くなってきた。
「 ねぇ、そろそろ行く? 」
『 そうだね。 』
と言うとすぐに車を走らせてホテルへと向かう。
ちょっとよそ行きなホテルもあって緊張する……。
けど、ホテルに着いてしまえば、緊張なんてとっくに消えてる。
何回もしてるはずなのに、
初めての時と変わらないこの初心はきっと
" 今までもこれからもずっと愛してる "
からだと思う。
『 …ねぇ、樹。ありがとう。私、すっごい幸せ。
……幸せすぎていつ死んでもおかしくないかも、(笑) 』
「 何言ってんの、笑
…死にそうになったらまた助けて、また幸せにしてやる 」
クスクスとお互いに笑いあって、お互いの幸せを願いあう私たちは誰よりも輝いていて、誰よりも恵まれていると思う。
その暁に、私たちの周りの人は皆、私たちを尊重してくれる。
これからも私"は"彼を、
ううん。私"が"彼を一生幸せにしてあげるんだ。
“ 管理人とお客を超えた私たちなら最強で最愛だもんね。 ”
管理人 と お客(番外編)【完】
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作者名:むぽ | 作成日時:2022年2月11日 22時