男 ページ8
ほくとがお風呂に入っている間、本を開いて読んでい
た。
" ブーブー " とバイブ音が鳴っていて、
それを気がついて音の鳴っている方に近づこうとすれば、
「 あっ、！それは触っちゃダメだからね 」
急いでこっちに近づいたと思ったらガバッと音の主、
携帯を取った。
『 ごめんね 』
「 ううん。何もしてないよね？ 」
『 うん。 』
" 良かった、 " と言ってから電話を始めた。
そして、また本を読み始める。
電話が終わったのか、戻ってきたほくとは
「 A、そろそろ寝よっか。 」
『 うん。 』
寝室へと行き、そのまま目を閉じた。
寝てるのかは分からないけど、ふわふわとした感じがしたみたい。
「 …寝たわ。 」
Aが寝たのを確認してまた電話を始めた。
それから10分弱が経って、玄関ドアが開いた。
「 お前らもうちょい静かに入れよ 」
？�機� いつもの事だろ 」
「 今日からそうはいかねえんだって 」
？�供� 彼女でも出来たの？笑 」
「 違うわ。 とりあえず、早く入って。 」
？�掘� 何で女の子物の靴あんの？ 」
？IV「 やっぱり彼女いるっしょ！？ 」
？�后� ジェシー、うるさいよ 」
リビングに入れると、Aが居た。
さっきまで寝てたのに……。やっぱりこいつらのせいで、
彼女はぼーっとしていた。感情が無い彼女の顔は読めない。
？�后� マジで居たんだ、彼女。 」
「 Aどうしたの、起きちゃった？ 」
『 ほくと何してるの 寝る時間だよ 』
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作者名：むぽ | 作成日時：2022年1月6日 19時
