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『 …な、なんなりと、お願いします……！ 』
｛ じゃあ、まずは挨拶の仕方からかな お辞儀してみてよ。 ｝
椅子から立ち上がり、お辞儀をしてみせると、すぐさま後ろに回り、腰周りを触られる。
｛ もう少し、お尻を突き出す感じね ｝
『 は、はい、 』
言われた通りにするが、腰周りにあった手はどんどんお尻へ。
触り方もどんどんいやらしくなっていく。
そうなってくると、耐えられず、体が反応し、声が漏れる。
『 ……っ、 』
｛ どうしたの？教育してあげてるのにそんなふうになっちゃって。｝
しょうがないな、と顔はニヤつきながら溜息をつく。
｛ こっちの教育もさせてあげようか。 ｝
これ以上は怖くなって声も出ずにただただ相手の指示に従うしか無い状態になってしまう。
押し倒されたその時、どこからか声がした。
？「 ねぇ。何してんの。怖がってんじゃん。 」
この声、聞いたことある。…助けに来てくれたの……？
『 ……なんで…？ 』
�后� A、遅くなってごめんね。 」
｛ おいてめぇどこにいんだよ。 ｝
�后� ふっ。どこってここだけど？ 」
｛ 馬鹿言ってねえで出てこいよ。 ｝
�后� いいよ。 」
ガチャ。
「 お待たせ致しました。長谷川です。 」
｛ お前、｝
「 あっ、僕だけじゃないんですよ、参加してるの。」
�掘� どうも。相川です。長谷川社長がいつもお世話になっております。」
｛ 一体、どういうことなんだ、 ｝
「 にしてもダメですよ。教育と称してそういうことするなんて。 」
｛ そういうこととはなんだ。言ってみろ。 ｝
�掘� 望月のお尻、触ったんですよね？そりゃあダメですよ。今時、セクハラで訴えられますって。 」
｛ 部外者は黙っててくれないかね。これは私たちの事だ。 ｝
「 "私たち"となると、望月の上司でもある僕も関わってくるので、部外者ではありません。
花園社長、どうします？警察に通報されるか、自分から今までのことを全て話すか。 」
｛ 今までとはなんだ。私は何もしておらんぞ。 ｝
「 何言ってるんですか、(笑) あんた今までこういうこと何回も繰り返したでしょ？今までの部下の方が黙ってただけで。 」
｛ 証拠は？証拠もないのによく喋るな ｝
「 証拠なら…… 」
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作者名：むぽ | 作成日時：2022年1月6日 19時
