人生に色を (ページ28)

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Ⅰ「風磨、健人あともうひとつ頼みがある。」

中「もうひとつ？」

「この子にマナー教えといて、俺たちもう行かないと、」

中「はいよ〜。じゃあ終わったらまた連絡しろよ」

と言うとほくととじゅりはここを出て行ってしまった。

『ほくととじゅりどこ行ったの？』

菊「ん？あいつら仕事。」

中「じゃあ、マナーの方やろっか。」

それから食事マナーやパーティーに必要なことを事細かに教えてもらい、習得した。

これから、習得したことを実践することに。

『 (食べる時は1口サイズで、) 』

中「うん、完璧。」

・

中「 Aちゃん完璧だよ。言うことなし。」

菊「さすがあいつらのとこにいるだけあるな。」

『ありがとう』

中「もうそろそろあいつら来るだけど、夜ご飯にする？」

時計を見たらいつの間にか7時を指そうとしていた。
けど、正直、お腹はまだ空いていない様子。

『うーん、そうしたいけどこーちのがいいかな、ごめんね… 』

中「えっ。ちょっとショックっ、」

菊「うーわっ、模範解答じゃん。どこまで出来た子なの？笑」

Ⅲ「連絡ねえと思ったらそういう事ね。」

『こーちっ。ほくとは？じゅりもいない、』

Ⅲ「ああっ、アイツら連れてきたらうるせえからアイツら送ってきたの笑」

中「いや、マジでAちゃん可愛い。」

菊「俺らで堕とせるからじいさん余裕じゃね？」

中「まあ頑張れ。Aちゃん、今日は楽しかった。またね。」

あの二人に別れを告げ、家へと帰った。