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時刻は夜の八時、静かな倉庫街にAと中也、そして2人の部下が到着していた

『港の倉庫街、まぁいい所を選ぶねぇ』

中也「ま、ここなら一目に付かねぇからな。いいかてめぇらあ。今回の作戦は殲滅だ、敵の頭も殺していい。全力で殺しに行け」

中也の言葉に応えるように、部下達は機関銃を持ち構えた

『じゃあ扉破るよ、3.2.1……』

ドガンと音がし、Aの蹴りによって倉庫の一つの扉が吹き飛んだ

そして、Aと中也の目に予想外の物が目に入った

『女?』

此方を向くロベリアの構成員、重要書類が入っているアタッシュケース、横流しされていた薬の山

そして、壁に沿って置かれた檻の中に沢山の女性が居た

「これは……」

『構うな、作戦通り決行しろ』

一瞬戸惑った部下達に指示を出し、Aは檻の中の女性達を見て回る

周りからは大量の銃声が聞こえる、流れ弾が来ても引力で弾き飛ばす

『(あ〜、なるほど。”これが”目的で薬を横流しした訳か)』

Aが一人納得した時、周りから聞こえていた銃声が止んだ

掃討が完了したのだ

「書類は無事取り戻しました、ロベリアの頭も始末を」

『うーん、ご苦労さま』

なぁなぁな返事をするAに部下は頭に?を浮かべた

「張守幹部?」

『なぁ、この女性達はどう見える?』

そう聞かれた部下は戸惑いを見せ、少し間を開けて口を開いた

「恐らく、欲 情……」

『だよねぇ』

檻の中にいる女達は何も来ておらず、目は何処か虚ろであり、男である部下達を一心不乱に見ていた

何処からどう見ても、欲 情している

『恐らく、ロベリアの本当の目的は”こっち”だったんだろう。書類を奪ったのは目を逸らさせる為のダミーだ』

「という事は、やはり……」

『あぁ、ロベリアの目的は女を堕として商品にする為だ。これだけ理性が吹っ飛んでるなら、そこら辺の裕福層の男共が集って買い取るだろうからな。薬はその為に横流ししたんだろう、女を堕とし、更に薬としても売り捌くつもりだったんだろうな』

「この女性達はどうされますか?」

『……殺す』

「!」

3→←日常編ー参ー



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neko - 中也、一端夏目漱石さんと代わるよ。終わったらズッと君だよ。愛してるね。可愛い中也さん。 (2020年10月19日 13時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
リザ - とても良い作品です!更新楽しみです! (2020年7月12日 21時) (レス) id: 957f187fe2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エリウ | 作成日時:2020年7月6日 15時

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