100話 ページ20
先代「Aはワルキューレ、儂の大事な兵器。抜ける事は許さん」
先代が大鎌を掲げた
寛「A!逃げろ!」
『に、兄さん達も……』
涙香「行きなさい!」
『兄さん達と、一緒が……!』
Aが動けずにいると、寛がAの額に手を当てた
寛「涙香!時間を稼いでくれ!」
涙香「異能力、[白髪鬼]!!」
涙香の背後に、数体の白い鬼が現れた
寛「異能力、[恩讐の彼方に]!!」
涙香が時間を稼いでいる間に、寛が異能を使った
Aの頭の中に森の姿が見えた
場所はポートマフィアビルの裏口
寛「行け!」
寛に肩を押された直後
ビシャリと、Aの顔に大量の血液がかかった
寛「涙香!」
先代「次はお前じゃ」
寛の胴体中央が、大鎌で貫かれた
目の前には、血塗れの大好きな兄と姉の姿
寛「A、生き、ろ…生きて、幸せに……!俺達は、ずっと……想って……」
兄と姉は、Aの前で息絶えた
『っ……兄さん、姉さん…………』
先代「やはり、裏切り者の死体はいいのう」
『あ、あぁぁぁぁぁぁぁ!あぁ!あぁっ、うぁぁぁぁぁあぁ!!』
先代の前に、寛と涙香は倒れた
先代「A、最後はお前じゃ」
Aに大鎌が振り下ろされた
しかし、Aには怪我ひとつ無かった
森「ボス、これは最適解ではありません」
Aの横に、森が立っていた
先代の大鎌を受け防いだのはエリス
「この子の今後は、私が見ましょう。やはり、育ての親が一番かと」
先代は暫く考え込んだ
先代「……いいだろう、だが次はなかろう」
先代が去った後、森はエリスと共にAの傍を離れなかった
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neko - 中也、一端夏目漱石さんと代わるよ。終わったらズッと君だよ。愛してるね。可愛い中也さん。 (2020年10月19日 13時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
リザ - とても良い作品です!更新楽しみです! (2020年7月12日 21時) (レス) id: 957f187fe2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エリウ | 作成日時:2020年7月6日 15時