白銀の女神様【Fate/Grand Order】【ギルガメッシュ、エルキドゥ、キングゥ】 (ページ2)

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97話ページ2

後ろを振り向くと、Aとエルキドゥがいた

『君がアルトリア？ごめんね、私達の友人の無礼を許して欲しい』

そう言い自分に頭を下げるAを見てアルトリアは少し焦った

相手は神代の、しかも女神だ

2人は名前は知っていても直接会った事は無かった

アルトリア「顔を上げて下さい！貴女が謝ることではありません」

エルキドゥ「ギルも本気で君に嫌がらせをしようとしている訳じゃないんだ。君には理解し難いかもしれないけど、ギルはただからかっているだけだから」

弓ギル「おのれA！俺の頭を叩くとは何事だ！しかも粘土板でだ！頭蓋が割れたらどうする！？」

『半分神様なんだからそんな簡単に死なないでしょ、それよりアルトリアに迷惑掛けちゃ駄目、困ってる』

弓ギル「フン、この世の財は俺の物、勿論女も俺の物だ。セイバーを妻にしようとして何が悪──」

『ヌンガル可哀想、ガッカリするだろうなぁ…』

弓ギル「！？」

キャスターもアーチャーも、どちらのギルガメッシュもヌンガルという名を出すと弱くなる

何故なら彼に失望などされたくないからだ

アルトリア「ヌンガル？」

『ウル･ヌンガル、ギルの息子だよ。ウルク第1王朝の6代目の王、とても有能な子だった』

エルキドゥ「ギルはヌンガルに後を託して死んだからね、彼に失望されたくないんだよ。まぁ、ボクは会った事はないけれど。Aから話はよく聞いていたから」

アルトリア「英雄王に子供が？ならば、妻も？」

『うん、ちゃんと正妻がいたよ。ただ私達の時代は一夫多妻制だったから、ヌンガルが誰の子かは私にも分からない。でもギルに後を託されるくらいには、いい子だったよ』

エルキドゥ「だからこそ」

『「ヌンガルに失望されたくないんだよね？」』

弓ギル「ヌンガルの名を出すとは！卑怯だぞ我が友たちよ！」