白銀の女神様【Fate/Grand Order】【エルキドゥ、ギルガメッシュ】 (ページ28)

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76話ページ28

『貴方達は間違っている……メソポタミアにおける、愛の女神として断言します。私は、貴方達を愛さない』

空を飛びながらラフムの相手をしていたイシュタルが驚いた

Aはどんな事があれど、生きている者なら無条件に愛する

それが、初めて愛さないと言った

『要らない生き物等いません、生ける者には必ず意味があります。もし要らない生き物が、可哀想な生き物がいるとするなら、それは彼ではなく貴方達の方です。人間を殺して楽しむ、母様はそんな事をした事は一度も無かった』

ラフム「ワレワレハハハノコダ」

『いいえ、違います。貴方達はただの醜い怪物、ティアマト神の本当の子らは私達メソポタミアの神々です。彼を此処で殺すと言うのなら、私が貴方達を殺します』

そう言うと、剣を一振りした

たったの一振りだ

しかし前列にいたラフムは全てが倒れた

『逃げて』

エルキドゥ「なっ！」

『今の貴方ではラフムに勝てない、親の後始末は子供である私が責任を取る。これを持ってて』

Aがエルキドゥに青い石の付いたネックレスを渡した

ラピスラズリだ

『私が昔、母様から貰った物。今は人類悪になってしまったけど、母様はとても優しいんだよ。きっと、貴方を守ってくれる』

Aに渡された石を持つと、エルキドゥは一度振り返り走った

『大丈夫、私が貴方を守るから……イシュタル！』

イシュタル「分かってるわよ！ウルクに戻るんでしょ！」

『藤丸達をお願い！』