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瀬見英太:文化祭の出し物 ページ24
文化祭の出し物でお化け屋敷をやる事になった
俺は実行委員だったから、色々と企画から何からやってた
お化けの配置と、お化け役の人数も把握してる
やっと前日になって、リハーサルをやる事になった
皆で順番にお客さん役になって、お化け屋敷をひと通り巡る
もちろん俺も
お化け役は皆張り切って驚かしてくるから、いい感じだ
明日は絶対大成功間違いなしだ！
次の日の早朝、俺はお化け屋敷の教室に一番最初に来て鍵を開け準備を始めた
するとお化け屋敷内からガサガサ音が聞こえる
瀬見「(あれ？もう来て練習してんのか？えらいな)」
お化け役の奴が自主的に練習してたみたいだ
誰かは見えなかったけど、頑張ってくれて嬉しいなぁ
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〘 解説 〙
瀬見は最初に来て鍵を開けている、つまり先に誰かがいる筈はない。
中にいる《誰か》は幽霊。
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作者名：エリウ | 作成日時：2021年7月24日 15時
