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瀬見英太:ボールを蹴ってる男の子 ページ15
小腹が空いた俺は夜にコンビニへ行った
ふと帰り道にある公園を見たら、夜だっつーのにボールを蹴ってる男の子がいた
瀬見「こんな時間に何してんだ?」
俺は心配で話し掛けた
男の子「サッカーしてるんだ!お父さんが何回頼んでもボール買ってくれないから、お母さんがお父さんのかわ…ボールを作ってくれたんだ!」
途中よく聞こえない箇所があったから、俺は男の子に聞き直した
瀬見「お父さんの代わりに?お母さんがボールを作ってくれたのか?」
男の子「ううん、かわでって言ったんだよ!」
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〘 解説 〙
《かわでって言ったんだよ!》
このボールはお父さんの”皮”で作られたもの。
つまり、お父さんは死んでいる。
お母さんに殺されてしまったのだろう。
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作者名:エリウ | 作成日時:2021年7月24日 15時