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5話 ページ6

天童side





初めて会ったのは、入部初日の時





英太君に誘われて入ったマネージャー、阿賀野A





そんで、第一印象は





”つまらなさそう”にしてる子





マネージャーの仕事も、勉強もちゃんと真面目にやるのに





いつもつまらないって顔してる






英太君に聞いたら、あれが通常運転らしい





推薦無しで来た優等生、友達もいる





でも、やっぱりいつもつまらなさそうな感じ





天童「ねぇAちゃん、自主練付き合ってよ〜!」



『天童はMBでしょ、私スパイク打てないんだけど』






ボールを磨きながらそう言う彼女は、やっぱりつまらなさそう






そのつまらなさそうな顔を、ポーカーフェイスを崩したい






だから俺は、女子に協力してもらった






俺が手酷く振るフリを手伝ってもらった






案の定、俺が振る度に彼女は静かに怒りながら話す様になった





きっと、俺は手酷く振る酷い奴に見えてる






でも、それで俺に関わってくれるならそれでいい

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作者名:エリウ | 作成日時:2021年5月18日 13時

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