addict (ページ4)

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「..2分19秒」

『え、？』

「いつもより遅いけど何かあった？」

少しイラついた表情をしたヘチャンが待ってた

『ごめん、委員会の話があって引き止められて...』

「誰に？」

喋る隙を与えないと言わんばかりに口を挟んだ

ここでマークくんの名前出したらもっと怒らせてしまう…

『...ジミンちゃんだけど』

咄嗟に嘘を吐いた

　
「あ、今嘘ついたでしょ」

「嘘つく時下唇を舐める癖があるの
俺が知らないとでも思った？」

ゾッとした
思わず後退りしてしまう

『っ、ごめんなさい...』

『でも委員会の話しただけで、
　私はヘチャンしか興味な……っ！』

「毎回それ言えば機嫌取れると思うなよ」

　
一気に距離を詰めて
私の腕を強引に引っ張り、無言で押し倒した

『っ、いたい...』

まるで獲物を捕えるような目で見下ろされ
体が硬直してしまう

「いつもいつも男と話すなって言ってるよな？」

「俺以外がAの視界に映るだけで耐えられない」

『ヘチャン、まって、』
　

「もう、⋯⋯ない...か」

細々と何かを呟いた彼は微かに笑っていた

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