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〇you
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「あ…」
午後の仕事が終わり、施錠を頼まれた私。
御手洗にいって大部屋に戻れば、1人がむしゃらに踊る大我。
大我「………あけといていいよ」
「……でも…」
大我「……まぁ、いいやお前待ってただけだし」
床に置いてある残り少ない水を喉に流した大我。
体が動いて火照っているのかそのままそこに寝転んだ。
大我「…結局、お前は誰でもよかったの？」
きっと大我がこういうのは北斗の変な発言。
"一夜を過ごした仲"
「………違う」
2人の言い争いは見ていた。
流れは何となく…樹と慎太郎にきいた。
ジェシーくんも�眞呂�んも私のことをよく知らないふたりはきっと"そういう人"として私のことを見てしまったから
なんとなく気まずい感じになってしまった。
大我「……北斗、ガチ顔だったけど」
「……北斗の言葉には語弊がある。
確かに、一緒にいた。
けどそういうことをした訳じゃない。」
大我「え？」
「ただ、話しただけだよ」
大我「……………なんだよ」
「…えっ、ちょっ…」
大我は深いため息をついたあと、胡座をかいて頭を掻き回した。
大我「俺の勘違いじゃんか」
「………でもあれは…北斗の言い方だよね」
一夜を共に過ごしたっていうより
夜中に突然電話がきて、家にきて、
"拒まないで___"
"俺、Aがいないと生きていけない"
"好きだ"
そういって北斗は私のことを壁に押し付けたんだ
キス……された。
大我「A？」
「…ん？」
大我「眉間にしわよってるよ。」
「痛」
大我は手を伸ばし私の眉間にデコピンをした。
大我「んふふっ、」
私が嫌な顔をすればそのまま手は私の頬に触れる。
暖かい手に久しぶりに感じるこの温かさに涙が溢れそうだ。
嫌じゃない
怖くない
頬を触られた時、怖くなかった。
大我「えっ！ちょっ…！泣かないで！？え？そんな痛かった？！ごめんって！」
「違くて、違うの…」
大我「………ごめんね」
何に気づいたのか大我は眉を下げて、私の目を見ながら言った。
申し訳なさそうに苦しそうだ
大我「……ずっとそうやって我慢してたんだね
あの時、別れを切り出させたのも俺のせいだよね
俺があの時変な態度ばっかりで怖かったんだよね」
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嶺(プロフ) - りなさん» コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします🥰 (2021年12月4日 15時) (
レス) id: 6c33eed7ba (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 面白くて一気に読んじゃいました、！更新待ってます🥰 (2021年11月30日 5時) (レス) id: 419554672b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺 | 作成日時：2021年11月29日 18時
