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〇Juri
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樹「ふはっ、やぁっと出ていったわ」
「ごめんありがと」
樹「そりゃ目の前であの2人の喧嘩はじまれば誰でもそうなるわ笑あんま気にすんなよ」
「大我も北斗も…わからない、自分もわからない」
ぎゅっと手に力をこめて、泣きそうな声をだした。
こいつ北斗に相談するとか確実相手間違ってるわ
樹「……本当にきょもが怖いの？」
「……わからない」
樹「Aがいうその怖いもわからないも、全部北斗が言ったことじゃん。Aの本音は？」
「………」
樹「……高校時代さ、お前が俺らと関わるからさ少しだけ嫌がらせ受けたじゃん。」
「うん」
樹「あの時、いち早くお前の異変に気づいたのは北斗。けど実際救ってくれたのはきょもだろ？」
別れを告げたAはまだきょもに未練はある。
北斗の愛情にはまだ鈍感な彼女は気付いてすらない。
「……大我と付き合った時、凄く傷ついたの。正直もう二度と付き合うのとはない。すきになるのが怖いって思ってた。」
樹「…………好き？きょものこと」
「…わからない。
見る度に不安になって、緊張して
告白された時に締め付けられたような感覚になったの
苦しかった…これ、好きってことなのかな」
もう苦しいとか緊張とか好きの最上級。
きょもが告白してんならそれはもう北斗に勝ち目はほぼないじゃん。
樹「……自分が理解できるまでゆっくりしてりゃいいよ。それまで俺、相談乗るからさ」
「ありがと」
樹「はい、寝ろ寝ろ。あいつらのこと記憶から消せ」
「それはちょっと無理があるね」
樹「…………なぁ」
「ん？」
樹「……相談、北斗じゃなくて俺にしたら？」
「え？なんで笑」
樹「あー……そりゃ北斗より明らかに女には詳しいし？」
「そういうことね笑」
必死だった。
なんとなく今の北斗とAは一緒にいちゃいけない気がして
Aが眠るまで見届けてあとは女性スタッフにパス。
本当はいてやりたいけどこういう時って女性の方がいいもんな
北斗「あ、樹？Aどう？」
樹「…あーーー……今寝てるそっとしてやれ」
北斗「？えぇ…わかった」
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嶺(プロフ) - りなさん» コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします🥰 (2021年12月4日 15時) (
レス) id: 6c33eed7ba (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 面白くて一気に読んじゃいました、！更新待ってます🥰 (2021年11月30日 5時) (レス) id: 419554672b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺 | 作成日時：2021年11月29日 18時
