2話 ページ2
『ジェノス君！』
ジェ「な、なんだ…」
どうやらロボット君はジェノスという名前らしい
変な暴走ロボットを倒して仇をとるんだと
『ジェノス君！好き！』ﾆﾊﾟｯ
ジェノス君はほんと…顔だけじゃなく性格までもドンピシャ…
ジェ「な…俺は仇をとるまでそういう相手は必要ないんだ」
困りながらも真剣に答えてくれる
『ぶwwwうんwww
ねぇはげぇ…お？何お前拗ねてんの？』ﾆﾔｯ
サ「んー？何が？」
おい…そこは冗談でもわりーかよ(イケヴォ)って言えよ！
つれないなぁ…
『もぉ…はげは構ってくんないの？』
サ「ハイハイ後でな」
ジェ「…お二人は恋人なのですか？」
その質問に思わず吹き出す
『ぶっwwwあははは！
そんなわけwwwただの腐れ縁だよぉ』
サ「冗談でも嫌だわ…
こんな女と付き合ったら俺が死ぬ」
『あん？お前今なんつったオラ』
必要なやつだな本当に
サ「だって聞いてくれよジェノス」
ジェ「はい？」
サ「こいつ小さい頃俺の後ろずっと付きまとってたんだぜ？
そんで待ってぇ！Aをおいてかないでっで泣きながらいってんのwww
それはまぁ可愛いじゃん？」ｽﾝｯ
ジェ「それは確かに…かなり可愛いですね」
『ちょっと！何話してんのよはげぇぇ！！』
思わず声を荒らげる
サ「でも育つうちにとんだおてんば娘になってな…」
げっそりとした顔で話すサイタマ
ジェ「危険な女ですね…排除しますか」
サ「やめとけお前がぐちゃぐちゃにされるぞ」
『おい』
さすがにそれは失礼だろ
あれ…なんだろ…
急に体が暑く…
『ん…ハゲ…暑い…』
サ「はぁ？て、お前顔色めちゃくちゃ悪いぞ」
ジェ「サイタマ先生、熱が出ているのかと」
サ「はぁ！？熱ぅ！？」
『は、はげぇ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ』
頭がふわふわしてきた
身体がポッポッする…
サ「とりあえず寝とけ」
ﾎﾞﾌﾝｯ…
するとサイタマが粥を作ってくれるそうでジェノス君と二人になった
『ジェノスく…』はぁ…はぁ…
息が荒くなってきたな
ジェ「あまり無茶はするな」
『はは…違うよ
サイタマのこと…よろしく、ねぇ』ﾆｺ
ジェ「っ？…あぁ任せておけ」
すると優しく額に手を乗せてくれる
やっぱりサイボーグだから、機械だからひんやりしていて
それが心地よくて
『ありがとう…』
優しく微笑む
ジェノス君の手が心地よくてそのまま寝てしまった
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作者名：アルフォンス | 作成日時：2019年4月22日 1時
