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阿部Side




胸を押さえて、苦しそうに息をする翔太を後ろから支える。




阿「翔太!!ねぇ、大丈夫!?」

渡「っ、はぁ、あべ、ちゃん…ごめん。」




翔太の体に触れた腕がじんわり熱くなって、熱があるんだとわかった。




阿「ごめんじゃない!こんな…熱、あるんでしょ!?」




渡「大丈夫、じぶんで、できるから。

気にしないで、すぐ…戻る。




だから先戻ってて。2人もいないと心配かけちゃうから。」




阿「でも…!」




渡「みんなに言ったら、痛いことされちゃう。

阿部、そんなの見たくないでしょ?」




いたいこと…。




ちょっと考えただけで浮かんでくる、

注射とか、嫌なものを持ったメンバーの姿。




渡「俺も…痛いことされたくないし。

だから自分でなんとかするから、ね?」




翔太が、痛いことされちゃうの、かわいそう。




そう思ってしまうと、もう俺には何もできない。




阿「わかった。内緒に、するから。」




渡「いいこ。ありがとね。

落ち着いたら、行くから、先戻ってな。」




阿「うん…。」




俺の頭を撫でたあと、ふう…と長い息を吐いて、呼吸を整えてる翔太を

チラチラ見ながら楽屋まで戻る。









翔太は、お医者さんだから、大丈夫。









そう自分に言い聞かせてるんだけど、胸のどきどきは止まらない。




楽屋に戻ると、廊下でふっかがキョロキョロしてる。




深「あ、阿部ちゃんいた!!ね、なべ知らない?

収録終わってすぐどっか行っちゃってさ。




反省会したいし、みんなで探してんだけど、居ないんだよね。」




阿「っ、知らない…。」




深「そっか、ごめん、阿部ちゃんも探して?

あいつ、朝から変だった気がするんだよ。」




そう言ってまた探し出そうとするふっか。




翔太のほうに向かっていくのに気づいて、

俺はついふっかの腕を掴んでいた。

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ゆきこ(プロフ) - 気長に待ってるんで大丈夫ですよ! (2023年4月21日 21時) (レス) id: e18f31e090 (このIDを非表示/違反報告)
杏梨(プロフ) - ゆきこさん» おけです!順番なので時間かかると思いますが、よろしくお願いします! (2023年4月21日 21時) (レス) id: 1fc4b15816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきこ(プロフ) - 全然いいですよ!胃潰瘍だから吐血ありがいいのですが…大丈夫でしょうか? (2023年4月21日 21時) (レス) id: e18f31e090 (このIDを非表示/違反報告)
杏梨(プロフ) - ゆきこさん» リクエストありがとうございます!胃カメラとかもやっちゃっていいですか???? (2023年4月21日 21時) (レス) id: 1fc4b15816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきこ(プロフ) - リクエストお願いします。めめが休み無しで仕事をやりリハなどもやりストレスで胃潰瘍になってしまうお話を見たいです。看病するのはいわふかでお願いします。 (2023年4月21日 21時) (レス) id: e18f31e090 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杏梨 | 作成日時:2023年1月29日 0時

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