検索窓
今日:58 hit、昨日:97 hit、合計:200,958 hit

8. ページ34

渡辺Side




医務室のベッドに照が座って、その上に涼太を座らせる。




座ったらいよいよチューブを入れられちゃうからか、

抱っこから降りるのにちょっと抵抗されたけど、




そこは照の力でしっかり受け取ってもらった。




宮「っ、こわいぃ、泣」

岩「泣かない泣かない。頑張れるよ。」




照が宥めている間に、必要なものを取りに行く。




急いでたからトレーにそのまま詰め込んで戻ると、

トレーの中身を見た涼太は、不安そうな顔。




宮「ほんとに、入れるの…?」




流石に抵抗はしてこないけど、両手は照の手をぎゅっと握ってる。




渡「ちょっとだけ頑張ろ、俺も早く入れられるようにするから。」

宮「っ、やだ、やっぱやめる…。」




前言撤回、顔を背けて全力で抵抗してきたわ、笑




岩「だてさーん、翔太も頑張ってくれるって言うしさ、前向くよ〜。」




宮「あ、や、やだ…!」




まあ、そこは照の力で半強制的にこちらを向いてもらう。




渡「涼太、ちょっと頑張るよ。お手々だけ膝の上ね。」




潤滑ゼリーをつけて涼太の鼻にチューブを入れていくと、




宮「や、いたい、いたい…泣」




と、両手で俺の手を遮ろうとする。




岩「舘さん、手ぇどうすんだっけ?

そう、そこね、痛いけど頑張ろ。」




震える手が膝に降りたのを確認して、チューブを進めていく。




手が出なくなった代わりに、両目から涙がぽろぽろ。

痛いよねぇ…。




渡「涼太ー、ここごっくんだよ。」

宮「ふぇぇ…泣」




聞こえてるのか聞こえてないのか、涼太は泣きっぱなし。




岩「ごっくんできるかなぁ、そう、上手だね。」

渡「もうちょっとだからね、頑張ってて偉いよ。」




喉を通ってしまえば、あとは胃までどんどん入れていくだけ。

まあ、通る感覚が気持ち悪かったり、鼻のとこは痛いんだけど…。

9.→←7.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (167 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
504人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 阿部亮平
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆきこ(プロフ) - 気長に待ってるんで大丈夫ですよ! (2023年4月21日 21時) (レス) id: e18f31e090 (このIDを非表示/違反報告)
杏梨(プロフ) - ゆきこさん» おけです!順番なので時間かかると思いますが、よろしくお願いします! (2023年4月21日 21時) (レス) id: 1fc4b15816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきこ(プロフ) - 全然いいですよ!胃潰瘍だから吐血ありがいいのですが…大丈夫でしょうか? (2023年4月21日 21時) (レス) id: e18f31e090 (このIDを非表示/違反報告)
杏梨(プロフ) - ゆきこさん» リクエストありがとうございます!胃カメラとかもやっちゃっていいですか???? (2023年4月21日 21時) (レス) id: 1fc4b15816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきこ(プロフ) - リクエストお願いします。めめが休み無しで仕事をやりリハなどもやりストレスで胃潰瘍になってしまうお話を見たいです。看病するのはいわふかでお願いします。 (2023年4月21日 21時) (レス) id: e18f31e090 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:杏梨 | 作成日時:2023年1月29日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。