５５- 弟子というより保護者 ページ15
貴方side
耀哉「そうか、天人が鬼と…」
任務から帰ると、私はすぐに本部に向かい聞き出した情報を1から10まで耀哉に話した。ちなみに、江戸の人達には既に連絡済みである。
『私が大人しく捕まれば、鬼殺隊にも迷惑はかけないんだけどさ』
耀哉「君はそんなことしないだろう？」
『耀哉が黙ってないだろうからねェ』
耀哉「私だけじゃない。君に関わる者全員が止めるはずだよ」
たしかに、アイツらならやりかねん。
耀哉「とりあえず、私もその件に関して深く調べておくよ」
『マジ？悪ィね、助かる』
私は出してもらった茶を一気に飲み終えて、一礼してから部屋を出た。
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『たっだいまー！！！』
戸を勢いよく開け、居間に向かって足を進める。
『小芭内！帰ったぞ！』
伊黒「姉さんか？…おかえり」
『おかえり…？！』
コイツ、おかえりなんて言葉知ってたのか…！？！
私がひとりでびっくり仰天していると、小芭内は首を傾げて不思議そうな顔をした。まァそうなるわな。
伊黒「間抜けな面だな。湯浴みでもしてきたらどうだ？」
『近くの温泉宿で済ませてきた』
伊黒「…夕餉にするか」
『待ってました！！！』
はぁ、と溜め息をついて厨に向かう小芭内。新婚か？奥さんか？あれ、私達…結婚してたっけ…((
『ちなみに、今日のおかずは？』
伊黒「里芋の煮っころがしと、サバだ」
『塩焼き？』
伊黒「あぁ」
『結婚しよう』
伊黒「疲れているんだな。できるまで寝ていろ」
それは真の優しさか？？？
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
伊黒「できたぞ」
『塩焼き塩焼き〜！！』
厨から運ばれてくるおかずたちに、私は目を輝かせる。
待ってなにこれ。任務終わりだからか？妙に美味そうに見える。小芭内スパダリすぎるだろ、、やっぱ結婚しよ。()
『いただきまーっす！』
きちんと手を合わせて挨拶し、まるで流れ作業かのような速さで煮っころがしを口に入れる。
『えぇなにこれ…美味しすぎるんだけど…』
伊黒「俺が作ったんだ。不味いわけがないだろう」
『サバの焼き加減も絶妙すぎん？おまっ、お前…いい嫁になるよ…』
伊黒「死にたいのか？」
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ちらちゃん(プロフ) - 雲隠れさん» コメントありがとうございます！更新頻度上げれるように頑張りますね！(;_;) (2021年4月6日 4時) (
レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
雲隠れ - いつも楽しんで読んでいます。早く続きが読みたいです！これからも頑張ってください。 (2021年3月31日 20時) (レス) id: 9c937fba5d (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - 光華さん» 私的に小話とか挟みたかったので、全然大丈夫ですよ！気にしないでください(^^) (2021年3月10日 21時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - ちらちゃんさん» マジですか!!イヤでも、話の流れを変えてまで無理やりーとかはしないでいいですからね!申しわけなさすぎるんです! (2021年3月10日 21時) (レス) id: a571740452 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - 光華さん» 土方さん登場できるように頑張りますね！(^^) (2021年3月10日 21時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2020年12月19日 2時
