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貴方side
紅茶の向こうの自分は、真っ白な包帯に顔を包まれていて目元しか現れていなかった。
…………そうだ、この目。
『ねェ、珠世サン』
珠世「？ はい、何でしょう」
私は意を決して、自分の右目のことについて話した。
……
珠世「………青い彼岸花は、実在したんですね」
そう言いながら、まじまじと私の右目を覗く珠世サン。
今思えば、無惨がこの事に気付かなかったのもある意味不思議だ。いやまァ、こっちの都合的にはいいんだけどさ。変に目ェ付けられないし。
愈史郎「珠世様、この女の瞳を抉り出せば研究も進むのではないですか？」
『は！？末恐ろしいこと言うなよ！！』
真顔で微塵とも笑えないレベルの提案をしてくる愈史郎に、思わず大声を上げる。
何コイツ！！さっきから私を痛めつけるようなことしか言ってこないじゃん！！
.
珠世「貴方が見た青い彼岸花は、今どこに生息しているかご存じですか？愈史郎の言う通り、今後の研究のためにも教えてほしいのですが…」
あの日見た青い彼岸花は、もう既に元気そうな姿ではなかった。
…つまり、だ。
『………もう、枯れてると思う』
そう言うと、珠世サンは残念そうに顔を伏せた。
…やべェ、愈史郎の目がガチだ。()
愈史郎「珠世様がお顔をっ……
おいお前、花を再生させろ！！！」
『テメこのｯｯ、さり気なく目ェ潰そうとしてくるんじゃねェ！！再生なんて無理に決まってんだろ！！』
尖った爪を目元寸前に持ってこられて焦る。
シンプルに痛そう。
愈史郎「珠世様！俺はやはり、この女の目を抉り出して研究のダシにするのが最適だと思います！」
相変わらず恐ろしいことを提案する愈史郎にガンをつけたあと、珠世サンに目線を移す。…あれ、なんか考えてる。(察)
珠世「…………えっと、どうでしょうか？」
『いやいやいや、どうしましょうかじゃなくてね！！珠世サンが止めないと、コイツ本当に私の目抉っちゃうから！！今にも目潰してきそうな勢いだから！！』
ギャーギャーと取っ組み合いをする私と愈史郎の横で顎に手を添えている珠世サン。お願いだから止めてくれェェェェェ！！！！
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レイレイン - 高杉だッッ…！！！！！の所が好きです！私、中の人ネタ好きなんですよwww (2021年4月6日 20時) (
レス) id: 5a04a92c31 (このIDを非表示/違反報告)
土方雷羅(偽名) - あー！続き気になるぅ！ (2020年12月22日 17時) (レス) id: e501354a5d (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ちらちゃんさん» あ、占いツクールですか？来れたら教えてね！ (2020年12月18日 6時) (レス) id: 02e747571d (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - ミミさん» すみません、見たいんですけどウェブ利用制限がかかっているので、後ほどPCのほうで見たいと思います！申し訳ないです(；＿；) (2020年12月17日 22時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 以前言っていた今手をつけている設定欄書き終えました!来てみて下さい! (2020年12月17日 21時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2020年5月24日 0時
